虹いろ図書館のひなとゆん

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虹いろ図書館のひなとゆん

  • 著者名:櫻井とりお【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 河出書房新社(2021/01発売)
  • GWに本を読もう!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~5/6)
  • ポイント 360pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784309029221

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内容説明

友達がいない小学4年生のひなと、世界を旅してきたゆん。ずっと友達でいられると思った二人だったけれど……本と図書館と物語を愛する全ての人に贈る「虹いろ図書館」シリーズ第2弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寂しがり屋の狼さん

84
前作のように図書館がメインでは無いですが、イヌガミさんなどお馴染みの人物や『長くつ下のピッピ』『赤毛のアン』『どろんこハリー』『泣いた赤おに』などなど多くの物語が出ててきて楽しませてくれます(◍•ᴗ•◍)最後のページに乗っている【この物語に登場する作品】を眺めてニヤニヤしちゃいました(◕ᴗ◕✿)2021/08/07

へくとぱすかる

83
ぼくが入院していたとき、同じ病室に腎臓病の子がいた。ぼくとちがって早くは帰れない立場。この作品の「ひな」と同じように、登校できたときには、きっと浦島みたいな感じもしたのだろう。前作はシリアスだったけど、今回は読み進めても、なかなか正体がわからない。いや、「ゆん」のことではないですよ。彼女もよくわからないけど、物語そのものが。実在の本や絵本、ゆんの出てくるさまざまな話がちりばめられて、その間に物語の時間がすぎていく。そして、なるほどね、というラスト。ありがちなパターンを避けて書いてあるのがよかったです。2023/03/18

☆よいこ

79
虹いろ図書館シリーズ②腎臓病で午前中しか学校に通えない小学4年生のひなは、下校中に図書館に寄るのが日課の読書好きな女の子。ある日、公園でカポエイラが得意な楽しい女の子、ゆんと友達になる。ひなは、世界中のことを知っているゆんの話を聞くのが楽しくて、ゆんのことが大好きになった。毎日一緒に遊んで、ひなの誕生日は今までで最高の誕生日になった。だけど、腎臓病が回復し、普通に投稿できるようになったひなは、ゆんの事情を外から聞いて戸惑う▽たくさんの児童書と絵本!泣いた赤鬼は確かに赤鬼ひどいよね2021/01/23

はる

67
前作とは少し違う雰囲気ですが、こちらのほうがより児童書らしいタッチになっていると思います。特に前半、ひなとゆんが出会い、仲良くなっていく過程のワクワク感。そしてゆんが語る物語の面白さ。私も子供の頃、ひなと同じ病気だったから共感する部分も多かった。でもそのかわり、どこか作り物めいて、現実感に欠けているのも否めませんが。。終盤の切なくも優しい展開にドキドキしました。読む人によってどのようにも受け取れるラストも素敵だと思います。2021/04/03

ぶんこ

56
虹いろ図書館といえばイヌガミさん。今回も登場してます。病気で毎日給食を食べずに早退するので、クラスの友だちができないひなちゃん。他の学校のゆうちゃんと友だちになって、楽しい毎日となったのですが。クラスの友だちができると、その子たちからゆうちゃんの悪い噂を聞き、知り合いではないと嘘をついてしまう。そんなひなちゃんに、それとなく救いの手を差し伸べたのがイヌガミさん。図書分類を使ったクイズで、ゆんちゃんの手紙を見つけだせてよかった。ひなちゃんのおばあさんも素敵でした。言葉は悪いけれど、愛情たっぷり素敵でした。2021/03/25

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