内容説明
米国の新型戦闘機は欠陥品だ――ムサシ重工に勤める光崎は、空自の次期主力戦闘機に内定したF-53が試験中墜落していたことを知る。米国が事実を隠蔽する中、光崎は国内各社の力を集結して国産機の開発に挑む!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
達ちゃん
31
鷹匠さん初読です。国産戦闘機を巡るいろんな駆け引きなかなか面白かったです。隼の話がもっと盛り込まれると良かったなと思いました。2021/11/14
Ayako
29
純国産のステルス戦闘機の開発を巡る経済小説。物が物なだけに、単なる物作りとは異なり、解決すべき諸問題は周辺でも山積みだ。アメリカとの関係や各省庁との確執等、様々な立場の人々の思惑が交差する。その割りに、余分な部分は削ぎとった分かりやすい展開で、どんどん読むことができた。また日本の今後の防衛を考えて、怖さも感じた。2021/03/11
ren5000
28
オールジャパンの戦闘機を作るのに奮闘するお仕事小説。面白いことは面白いんだけど主人公のハヤブサの血統が活きてないのが残念。ラストのエピソードも蛇足に感じた。2021/05/04
おのちん
7
★★★★☆:面白かった。圧倒的な使命感に感動した。2021/05/11
oct2
6
身も蓋もない言い方をすれば官民で純国産のスティルス型戦闘機を作り飛ばすというのがテーマの企業小説。ストーリー展開は分かりやすく半沢直樹を読んでいるようでなかなか面白い。のだけど会社の論理やら、武器3原則の撤廃問題やら新聞社が持つスタンスやら中に入っている当事者側から見た論理ばかりでにどうにも頷けないものがある。また市民活動家が一方的に書かれている部分もちょっとだ。やりすぎたかって訳じゃないんだろうけどエピローグでは強力なしっぺ返しを喰うエピソードが挟まれるのだが…2021/03/09
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