内容説明
貴族に生まれた人間しか魔法を使うことのできない世界。庶民でありながら、優れた魔法の才能を持ったアルスは『呪われた血』と呼ばれ、虐げられた生活を余儀なくされていた。幼くして実家を追放され、裏の世界で暗殺者の魔法師として鍛練を重ねること10年。15歳になったアルスは、『公認魔法師』の資格を取得すべく、学園に通うことを勧められる。学園の門を叩いたアルスの前に待ち受けていたのは、あまりにレベルの低すぎる貴族たちの姿だった。 圧倒的実力で入学試験をパスしたアルスは学内唯一の『一般人』として異例の生活を開始する――。昼は学生、夜は暗殺者な最強魔法師の学園無双ファンタジー!!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
真白優樹
8
貴族に生まれた者しか魔法を使えぬ世界で、庶民ながら魔法が使える為に裏の世界で生きてきた少年が、資格取得の為学園の扉を叩き始まる物語。―――闇に駆ける鳥が啼く時、破滅の運命は訪れる。 裏の世界で生死を賭けた戦いを繰り広げてきたが故に、ぬるま湯のような環境では如何なる敵もなし。そんな少年が時に表、時に裏、二つの世界を行き来しながらその力を見せつけていく物語であり、なろう系王道の熱さと面白さが確かに存在している物語である。再び胎動する闇の影を相手に、少年は如何なる道を往くのか。 次巻も須らく期待である。2021/01/28
リク@ぼっち党員
5
紙面の使い方が贅沢。web上で使うような改行の仕方&王道展開なので、ページ数で想定した以上にサクサク読める。裏社会でこれまでやってきたのに、そんなに大雑把な性格で大丈夫なのか?という疑問はあれど、まあ俺TUEEEを読みたいならこのくらいでもいいのかな。ヒロインたちもいい性格してるので、もっと主人公を振り回せるようになれば面白くなっていきそう。2021/02/07
umibooooo
2
なろうサイトで、読んだ事あるなーと思ったけど、取りあえず読み終わったけど…次は個人的にないかなぁーと思ってる。2022/06/11
四乃森ゆいな
1
テーマは、ダブルフェイス。昼間は学生として、そして夜は暗殺者として──二重の仮面を持つアルスは、今日も貴族が支配権を握る学園を舞台に、無双していきます。最強系主人公好きとしても、この二重の感じが堪らなかったですね♪敢えて魔法を使うのではなく、銃を使うっていうのも好みでした。一冊のボリュームも少なく、ライトノベルに普段触れることのない人にとっては読みやすく配慮されてるなぁーと思います。ただ、普段からライトノベルに触れる人達には、ボリュームの少なさなどが目立つかもしれないです。2022/03/22
ЯYO
1
お世辞にも文章力が高いとは言えない。ラブコメ俺ツエーの劣化版みたいな内容ですが、なんか出版5作目らしく…。 題材にひねりもなく頭空っぽ系娯楽なので気軽に読めるけど、もうちょっと文章は頑張って貰いたい。2022/01/01