内容説明
■ウエディング・ベルを愛する人と。そんな憧れがかなうのはいつ？■クララは、荘厳な結婚式に参列していた。花嫁は親友のスーザン。花婿は財閥の御曹司、ギャレスだ。幸せそうな花嫁の姿に、クララは目に涙をため、歓喜に酔っていた。一方、一緒に参列しているクララの恋人ジェリッドは、仏頂面だった。クララとは対照的に、ジェリッドは結婚式が大嫌い。クララのことを心から愛しているが、結婚はしないと公言している。すばらしい恋人だけれど、その点だけがクララには不満だった。ああ、私たちがウエディング・ベルを鳴らすのはいつのことかしら？それにしても、今日のジェリッドはようすがおかしい。ギャレスの祖父、オーウェンが声をかけてきたときの冷たい態度……。以前から知り合いみたいだけれど、二人の間には深い確執があるようだ。今日こそ彼の結婚嫌いの理由を突きとめよう。クララは決心した。それがわかれば、私たち二人にも新たな未来が開けるかもしれない……。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
びわ
3
ヒロインが優しくて強くてすばらしい。ヒーローまメロメロなんだけど、出だしの印象が悪い…ヒロインに精神的に甘えすぎじゃない？とはいえ、ぶれないカップルでしたけど。なんかしっくりこなかった2014/07/01
akiyuki_1717
2
ヒーローが頑固な結婚式嫌いで、ヒロインの妹同然の親友の結婚式に出ることに渋りまくり、ギクシャクする。ヒロインがヒーローが何時もより出席を嫌がる理由をもう少し考慮したほうがよかったような…素敵なヒロインなんだけど、若干押し付けがましい感がありました。ヒーローがひどい過去にも関わらず、ヒロインの励ましを受けながら、母親ならず、故郷の人たちすべてを許したことには驚いた。私的には、離婚前に小さな村で不倫相手の家に移り住み、派手な生活を周りに見せびらかしていた母親とその相手を許して、再婚を進めるってどう？2017/09/28
romaco
2
★★★ 姉妹のような関係の親友の結婚式に出席した女優ヒロインとその恋人で結婚式嫌いのヒーロー ハーレにしては珍しく最初から最後まで、愛と情熱と信頼とダーリンに満ち溢れたカップルだった 所々ヒーローの子供時代の暗い過去でギクシャクするけれど、二人で乗り越えていく感じ ヒーローはよく母親や関わりあった人物赦す気になったな・・・2012/12/06
