内容説明
これから言語学を始める人のための、言語学全般を網羅したわかりやすい入門書です。各章に問題をつけ、巻末に解答をつけた実践的な内容です。言語学を勉強しようという大学生や、言語学の基礎的な知識を身につけておきたい一般の方のほか、大学テキスト、日本語教師を目指す人の資格試験「日本語教育能力検定試験」の対策としても最適です。
※本電子書籍は画面の大きい端末でお読みいただくのに適しています。
※本電子書籍は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
【著者紹介】
佐久間淳一(さくま じゅんいち)
名古屋大学教授。専門は言語学、統語論。1963年東京生まれ。東京大学文学部卒業後、東京大学大学院人文科学研究科で言語学を学ぶ。著書に『フィンランド語のすすめ』(研究社)があり、フィンランド語とフィンランドにも精通している。
加藤重広(かとう しげひろ)
富山大学助教授。専門は統語論・語用論。1964年青森県八戸市生まれ。東京大学文学部言語学科卒業、東京大学大学院人文科学研究科言語学専攻博士課程修了。文学博士。書著に『日本語語用論のしくみ』『日本語学のしくみ』(研究社)、『日本語修飾構造の語用論的研究』(ひつじ書房・平成15年度新村出賞受賞)ほかがある。
町田 健(まちだ けん)
名古屋大学教授。専門は言語学。文の意味と構造の関係、ソシュール学説、フランス語の歴史などを研究。1957年福岡県生まれ。著書に『ソシュールのすべて』『町田教授の英語のしくみがわかる言語学講義』『言語学が好きになる本』『生成文法がわかる本』『日本語のしくみがわかる本』『言語学のしくみ』(いずれも研究社)、『コトバの謎解き ソシュール入門』(光文社新書)、『まちがいだらけの日本語文法』(講談社現代新書)、『言語学』(東大出版会・共著)ほか多数。
※内容説明および著者紹介のデータは本書籍の紙版刊行時のものです。
目次
第1講 言語の特性
第2講 言語学の対象
第3講 言語の類型
第4講 言語学の諸分野
第5講 音声学・音韻論 1 「音声器官」
第6講 音声学・音韻論 2 「母音と子音」
第7講 音声学・音韻論 3 「音声学と音韻論」
第8講 音声学・音韻論 4 「音素と弁別的素性」
第9講 音声学・音韻論 5 「超分節要素」
第10講 形態論 1 「語彙素と形態素」
第11講 形態論 2 「形態素と異形態」
第12講 形態論 3 「語形成」
第13講 形態論 4 「語彙と文法範疇」
第14講 統語論 1 「統語構造」
第15講 統語論 2 「句構造文法と変形文法」
第16講 統語論 3 「生成文法」
第17講 統語論 4 「統語事象」
第18講 意味論 1 「’意味’の意味」
第19講 意味論 2 「語の意味」
第20講 意味論 3 「比喩と連語」
第21講 意味論 4 「文の意味」
第22講 語用論 1 「発話の意味」
第23講 語用論 2 「場面と言語表現」
第24講 言語と社会 「言語変種」
第25講 言語の変化
練習問題解答
さらに勉強したい人のためのおすすめ図書
索引
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
佐島楓
らっそ
しふぉん
はにまる
kannkyo