集英社オレンジ文庫<br> 探偵はときどきハードボイルド

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集英社オレンジ文庫
探偵はときどきハードボイルド

  • ISBN:9784086803656

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内容説明

昔のドラマに出てくる型破りでアウトローな探偵に憧れ、雑司ヶ谷で探偵業を営むアラサー天満桃芳(あんみつももよし)。しかし現代はコンプライアンスと法令遵守の時代。ハードボイルドなんて流行らない。主な仕事は迷子のペット探しやご老人のお使い。そんな桃芳が、金はあるけど夢も希望もない青年・端城紅(はしじろこう)と出会ったことから、なぜか特殊詐欺グループのアジトに潜り込むことに…?

目次

探偵
ミステリー
破天荒
潜入
バディ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

41
昔のドラマに出てくる型破りな探偵に憧れ、雑司ヶ谷で探偵業を営むアラサー天満桃芳。けれど現実のしごとは迷子のペット探しやご老人のお使いな彼が、大家の孫で金はあるけど夢も希望もない青年・端城紅と出会う物語。アウトローな探偵に憧れてはいるけれど、今はコンプライアンスと法令遵守の時代で、雑司が谷の地元密着で住んでいる人に愛される探偵の桃芳が、時には端城紅らに助けられながら特殊詐欺や浮気調査、悪い道に入ろうとする若者を救ったり、時にはしょうがないなと思いつつも、自ら首を突っ込んでいく展開はなかなか味がありましたね。2021/02/16

ぽろん

35
あ、白猫侍のかたやまさんだと思って、手に取りました。ちょっと、抜けキャラの探偵と、少年の様な、ハシビロコウに似た青年のコンビ。そこそこ、面白かったけれど、やっぱり白猫侍が読みたいなあ。2021/02/14

よっしー

24
図書館で見かけた1冊。何となく手に取りましたが、少し想像とは違った内容でした。探偵=町の便利屋というのはよく見られる設定ですが、本人は真面目に頑張っているのに、どうも報われないというか、上手をいかれるといいますか…。事件も探偵が扱うには大きくなりすぎるものばかりで、話に入り込む前に読み終えた感じです。2021/10/05

山猫

16
猫太郎もののかたやまさんの現代ものだが非常に不出来。猫太郎と同様くどい言い回しにウンザリ。丸聞こえ、アタッシュケース、いつぶり、緩めのひっつめ、イベントごとのたんび、違くて、アタオカ等酷い日本語と誤植(亜嵐→亜藍、おじさんいなる→おじさんになる)。蕎麦に納豆は普通だが、赤身で葱鮪は作らないよ。『どれにしようかな赤豆白豆えんどう豆』不要そのもの。雑司ヶ谷署なんて架空の警察署作るなら表記しっかりしてくれ。まあ、そもそもあのドラマも役者も俺は評価してないので、この作品が何のために書かれたか理解不能。2021/02/13

イシカミハサミ

12
想像よりちゃんとハードボイルドだった探偵。 2話で1つのストーリーを消化する感じで、 思ったより進まなかったので、 ちゃんと巻数を重ねてほしいところ。 偶然に愛されるのも探偵の条件ということで。2021/04/10

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