岩波ジュニア新書<br> 生活環境主義でいこう! - 琵琶湖に恋した知事

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岩波ジュニア新書
生活環境主義でいこう! - 琵琶湖に恋した知事

  • 著者名:嘉田由紀子/古谷桂信
  • 価格 ¥946(本体¥860)
  • 岩波書店(2021/01発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
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  • ISBN:9784005005949

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内容説明

滋賀県知事として活躍する嘉田氏が,長く環境社会学者としてたずさわってきた琵琶湖の研究をもとに語る環境社会論.近代技術主義にとらわれず,昔ながらの水利用の知恵に学ぶ自然との関わり方とは? 人々の暮らしの視点に立ち自然環境と社会生活との共存を目指す新たな地域づくりのあり方を提案する.

目次

1章 琵琶湖どの出会い┴2章 琵琶湖の調査を始める┴3章 生活環境主義の誕生┴4章 住民自身が地域を調べる┴5章 人と琵琶湖のかかわりを見せる博物館┴6章 生活環境主義による治水政策┴7章 琵琶湖の恵みを受け継ぐために┴8章 琵琶湖は地球環境の小さな窓

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Nさん

1
2008年刊行。著者は滋賀県知事(当時)であり、環境学者。著者のポリシーである「生活環境主義」をその考えに至る背景を含めて紹介する。それは自然に手を加えながら、自然と調和して暮らしてきたその地域に生きる人々の「生活知」を重視する。例えば、我々はダムさえあれば安全なのだと考えるだろう。しかしそれは近代技術に頼りきった当事者感覚の喪失ではないだろうか。水害は自然現象と同時に社会現象。ハザードマップの作成、避難訓練など、川の外にもヒントがある。自然の制御でも保護でもなく共生。メンドクサイ〜、だけど大切な思考。2018/12/02

ゆかちん

0
難易度 ★★☆☆☆2015/06/02

まーじなる・まん

0
嘉田知事の柔和な語り口が印象的。近い水と遠い水という概念が新鮮だった。京阪神1300万人の生活を支えている琵琶湖の水だけではなく、普段何気なく使っている水道水について、顧慮する機会を与えてくれる一冊。2012/04/21

ウッシー

0
メガソーラー作ろうとしている奈良県の知事に、この滋賀県の知事の爪の垢を飲ませたい。2024/10/08

Y

0
琵琶湖博物館に行きたくなった。身近なところでも地域に根付いた住民の行動を観察してみたいと思う。2022/07/15

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