ちくま新書<br> 定年後の知的生産術

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ちくま新書
定年後の知的生産術

  • 著者名:谷岡一郎【著】
  • 価格 ¥715(本体¥650)
  • 筑摩書房(2018/04発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784480071354

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内容説明

定年退職後こそ、クリエイティブに、好きな研究、夢や目標に向かって打ち込むチャンスである。これまでの仕事や人生で得た経験が、意外な組み合わせによる新しい発想や、本質を見抜く眼力に通じる。時間的・金銭的な余裕が比較的あることは、シニア世代の大きなアドバンテージである。本書は定年後のクリエイティブ・シニアを応援する一冊。役に立つ情報の取捨選択法、資料整理術、最終的には著書の刊行へ。「知」の発信者になるノウハウを開陳。充実した知的生活へ、ようこそ。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

tamami

55
筆者の座右の書の一冊。『知的…』といった本は現在も数多くあるが、本書の特徴は、クリエイティブじーちゃんの創出を目指していることだろう。時間的にも経済的にも若干の余裕のあるシニア層に的を絞り、メリハリのある時間の使い方、迷ったらやる行動指針、帰納的な知の集積、等の方法を開示しながら「世に役立つ」楽しい生き方を説く。ノートを活用し、論文をまとめ、プレゼン、そして著作への道も示してくれる。メディアリテラシーについて、著者自身の視点が随所に記述され大変参考になる。右にせよ左にせよ、空気に翻弄されない生き方が大切。2022/09/05

yyrn

10
内容的には若い人にこそ気づいてもらいたい人生を有意義に過ごすための指針が語られている本で、怠惰な生活を送ってきた身には肩身が狭い。断定的な語りには反発も覚えるが、しかし、そのとおりだなと観念する場面が多く、反論できない。誰でも一日は24時間しかないのに、どうしてこんな差が生まれるのか。事例を挙げながらの指摘には耳が痛かった。「情報をずっと受け取る側でいるつもりか。いつの日か発信する側になりたいと考えないのか」とか。これはやっぱり、若い人に読んでもらうと良いと思うが、団塊世代の自慢話にしか聞こえないかな。2018/07/13

ネコ虎

10
自慢話と馬鹿話と無用な話が延々と続くバカ本。「知的生産術」なんて題は奥がましいというもんだ。軸がなく、知性欠如でよく大学の学長なんぞやってられるもんだ。そういえばこの著者のお姉さんは、至学館大学長で突然邪魔になった栄氏を切って捨てた谷岡郁子氏らしい。姉も弟も中身は空か。2018/06/25

まっちゃん2

5
図書館: 小生も著者と同じ1956年生まれ。いわゆる団塊の世代よりは10年くらい後である。本書の中でやけに団塊の世代を持ち上げているけど、私はこの世代をあまり評価してない。凄かったのはその10年20年上の世代、戦争を生き抜いた世代で、団塊の世代はそれに引っ張られただけで、私らの性だはそれを冷めた目で見ていた。2023/09/23

くらーく

4
何だかちぐはぐ感があるのだけど。2018年に出版されているけど、定年が団塊の世代?団塊の世代は60才定年だから、もうそろそろ70才前後だよなあ。ちょっと遅くない?著者は1956年生まれだから、団塊後なので、自分宛に書いた感じ?それなら分からんでも無いけど。大学の学長や学校法人の理事長だから、定年ってあるのかないのか?しかも、仕事自体が知的生産なのに、敢えて定年後人に向けて書いたようなところと自分の体験を誇りたいところが混在していて、知的生産術というタイトルとは違和感があるなあ。ま、印象に残ったのはその辺。2023/03/27

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