- ホーム
- > 電子書籍
- > ビジネス・経営・経済
内容説明
小さな白熱電球メーカーだったメトロ電気工業。
しかし2000年以降はジリ貧が続き会社存続の危機に直面する。
起死回生の一手として挑んだのは「産業用ヒーター事業」。
“ローテク”を駆使し、新たなイノベーションを起こす挑戦が始まった!
こたつ用遠赤外線電球のトップメーカーだったメトロ電気工業。
しかし、時代とともにこたつが売れなくなる。
経営の危機に直面していた著者は、産業用ヒーター事業へ挑むことに。
当初、「電熱が高出力のガスに勝てるわけがない」といわれたなか、
長い年月を経て新技術の開発に成功する。
技術開発、販路開拓……小さなメーカーはいかにして成功を遂げたのか?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kenitirokikuti
9
「白熱電球」系メーカーであったメトロ電気工業株式会社が、電熱方向に開発を進め、ガスが主流の産業用ヒーターの分野に伸びている、というもの。電熱器といえばニクロム線が思い浮かぶが、あれは600度が限界だし、家庭用の100V1500Wで使うのはむつかしい(200V3000W欲しいそうな)。が、エジソン式の発熱電灯を発展させると、2000℃行けるそうな。ガスみたく対流で熱するわけじゃないから、効率良いと。熱源はカーボンなので、炭火と同じ。焼き鳥チェーン店で使われるようになった。確かに鳥貴族は焦げ臭くないなぁ。2021/01/01
nobu23
4
こたつのヒーターを作る中小企業メーカーが、アナログな技術を極めて、食品や自動車機器にも採用される産業用ヒーターを開発し躍進するお話。従来のガス加熱の仕組みを電機加熱ヒーター置き換えていくための努力が読んでいて爽快。2024/07/12
-
- 電子書籍
- 邪魔な女はみんな肉(1) コミックゲン…