内容説明
『千の風になって』の作家夫妻の夢紀行! 初級スイス写真紀行――さあ出かけよう! のんびりぜいたくな、夫婦ふたり旅。ヒルツェルからチューリヒ、そしてマイエンフェルトへ。「アルプスの少女ハイジ」の故郷をたずね、作者シュピーリの生涯をたどる、感動の夢紀行。後年、いのちの歌「千の風になって」を作ることになる作家夫妻の旅はここから。スイス旅行必携のガイド。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
とさり
2
「千の風になって」で有名な作家、新井満さんとその奥さんでエッセイストの新井紀子さんの共著。奥さんの子供の頃からの夢だったハイジの故郷スイスに行くことを二人で実現したその紀行文です。もともとページ数が少ない上に半分はスイスの写真なので、あっという間に読み終えますが、二人の心温まる文章と行間に滲む旅情に胸が高鳴ります。僕ら夫婦も定年後にはスイスに行っておじいさんの山小屋をこの目で見るという夢をずっと抱き続けて、もうすぐそこにという今になってコロナの野郎のために、夢の実現はいつのことやら・・・。2022/01/10
kanagon88
0
農工大の同窓会報を読んでいたら,「私はハイジになりたくてこの大学に来た」という文を読んでたまげた.そんな筆者が芥川賞作家の旦那さんとハイジの村を旅したエッセイ.何やら楽しげ.2010/12/03
あ
0
☆☆☆☆