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内容説明
卑屈でネガティブ、いわゆる“陰キャ”の大学生・斎藤恭平は、同じクラスの小川あやめに恋をした。彼女を遠くから眺めるだけの日々も一年が過ぎるころ、容姿端麗、ノリも抜群、絵に描いたような“一軍”男子・藤岡圭介から、クラスの花見の写真係を頼まれる。花見にはあやめも参加することを知った齋藤は、写真係を引き受けた。しかし、花見の本当の目的は…圭介があやめに告白することだった。青春の煌めきと痛みに揺れる大学生群像劇、ここに開幕！
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
トラシショウ。
17
「いや・斎藤くんが好きなのは斎藤くんでしょ・カメラマンの自分だけ大変で辛い！こんなに写真撮っても想いに気付いてもらえない！誰も解ってくれない・そんな可哀想な自分が大好き」。読み友さんの感想から。卑屈で内気な絵に描いた様な陰キャな大学生・斎藤恭平は奇しくも趣味になっていた一眼レフで学祭ミスコンのカメラマンを頼まれる。陽キャの極みの様な学祭実行委員の逸崎元貴の強引な勧誘に乗り気ではなかった斎藤だが、候補の中に想いを寄せる小川あやめがいる事を知り引き受けるが。キツくて痛い青春もの、かなぁ(以下コメ欄に余談)。2021/01/27
チューリップ
6
主人公の斎藤は思い人の小川さんの写真を1年間こっそり撮っていて、ミスコンに小川さんも出ると知り頼まれたのもあってミスコンのカメラマンになる。小川さんと話をする機会が出来るんだけど、今まで隠し撮りしていた事が本人に知られてしまいストーカー扱いされ拒絶される。小川さんこの巻だけだとバサバサ思う事をそのまま言っているので自分はちょっと苦手なタイプだなと感じてしまった。終盤で斎藤に言われた言葉をきっかけにその辺は変化していくのかなと続きが気になる。でも確かにあんなに隠し撮りされていたら怖いよなとは思う。2023/08/11
chiffon
4
表紙買い。青春のワクワクした感じでは全くないけど、人間っぽいいやらしい感じが自分は好きです。陰キャがミスコンなんて、異世界なんだろうけど、ここからどうなっていくのか楽しみです！2021/03/30
chirako
2
毎月アフタヌーンで連載を読んでるので１巻の感想が書きにくい。作品の空気はいいけど、ぶっちゃけ１巻はキャラも魅力的に思えないし面白くないと思うから。でもここから。１巻のラストからこの作品は本当に面白くなる。ここから主人公とヒロインが自分を見る相手を通じて「自分を見ること」を始めて、そして自分を見ることで「相手をちゃんと見る」。だから作品のタイトルが『スポットライト』なのかなーと思ってます。２巻でまとめて読むのが楽しみ。2021/01/28
ゆーや
2
1話目からめちゃくちゃ好きでしたスポットライト。帯と装丁がとっても素敵です。 それこそ陰キャなわしにはミスコンなんてまったく縁がない世界だけれど！元貴さんみたいな人種とっても苦手だなって思っちゃうけども！でも斎藤も小川さんもなんなら長多さんもめっちゃ好き～～～2021/01/27
