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内容説明
南北戦争がなければ明治維新は起きなかった!? 幕末・明治の歴史は経済で動いていた。アメリカの南北戦争によって南部の綿花地帯が荒廃、世界的な「綿花飢饉」が起こっているなか、いち早く海外情報を得ていた薩摩藩はそれを利用して倒幕資金を稼いだ。また、藩主・島津斉彬は集成館事業を興して近代化を進めた。薩摩藩家老・小松帯刀は坂本龍馬と組んで、世界を相手にビジネスに乗りだす。近代化路線は大久保利通・岩崎弥太郎・松方正義らへと引きつがれる。が、急速すぎる工業発展に危惧を抱いた前田正名は『興業意見』を発表して農業の重要性を説く。政府内での対立によって官を辞し下野してのちは、全国をまわって「布衣の農相」と呼ばれた。そしてついに、渋沢栄一が日本型資本主義を確立する。資本主義の崩壊が叫ばれるいま、時代を超えて通用する倫理観やモラルを示した資本主義を目指した彼らの奮闘ぶりから、その志を感じとれ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
TMHR ODR
2
6年越しの再読、本棚にあったけどまったく読んだ記憶がなかったので。鹿児島出身&在住の著者ってことで、如何に幕末~明治の薩摩人が、政治的にも経済的にも教育の面でも凄かったかという思いが先走ってる感は否めない。凄かったことも否めないんだが。とりあえず、小松帯刀と渋沢栄一については、もっと知りたくなった。2015/05/29
ceskepivo
1
薩摩藩は、南北戦争の結果、日本まで及んでいた世界綿花飢饉を背景に、この条件を活かして、莫大な倒幕資金を得ることができたとのこと。日本で割り勘を開始したのは、龍馬。2009/09/20
きゃみ
0
小松帯刀が思った以上にすごいひとだった。2011/09/22
たぬき
0
ちょっと マンセイ!すぎな感じも2009/06/19
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