角川書店単行本 きみは どこから やってきた？ 宇宙誕生からはじまる いのちのものがたり

著者名：フィリップバンティング【作】/ないとうふみこ【訳】/北山太樹【監修】

KADOKAWA（2021/01発売）

• ISBN：9784041089415

内容説明

ビッグバンから きみが生まれるまでの138億年が 5分でわかる！

「どうやって生まれたの？」と、お子さんが聞いてきたら、この絵本の出番です。
きみが生まれるまでに、すごいことがおきたんだよ。
さぁ、きみが生まれるまでの、なが――い旅が はじまるよ！

【監修者からきみへ】
専門的な科学用語や年代表記を使わずに、世界のなりたちをやさしく紹介しています。学術的にも正しい順序で生命の進化が描かれており、芸術作品と言ってもいいくらい。
この物語を読み終えたきみは、今の自分が存在するには自身の年齢では足りず、自分が生まれる以前の138億年が必要だったのだということに気づいていることでしょう。私たちは誰もが138億歳であり、この世界のすべてと関わっているのです。
―― 国立科学博物館　北山太樹

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[yomineko＠ヴィタリにゃん]

読み友様からのご紹介本です📙我ら元を正せば小さな細胞が１つ。そこから分裂を重ねて色々と進化してきた。だからみんな同じ体、先祖を持つ。戦争や殺戮、動物虐待などは結局自分の体、ご先祖を傷つけていることになる。みんなと繋がっている地球を大切にしたい🌎

2023/10/03

[たーちゃん]

息子は「〇〇くんもお腹でこんなに小さかったんだね」と言っていました。

2023/08/01

[k sato]

宇宙誕生からヒト出現までを幼児に分かりやすい絵で紹介した絵本です。「いきものっていう、大きな家族の一員になったんだもの」は、人間がいきものの一部であることを指しています。そして、「ほんのすこしなにかがちがっていたら」私たちの姿は違っていたかもしれないと示唆しています。私たちがこの姿になれたのは、偶然の積み重ねによるものだというのです。自然は思考錯誤するのが得意なんですね。生命は神様が詳細に設計したわけではなかった・・・お化けみたいになっていなくてよかったぁ(´▽｀)

2023/09/23

[しろくま]

5年生に読み聞かせ。ビックバンから生命の誕生、人の誕生までを一気に学ぶことができます。何もないところから塵のようなものができて、太陽や惑星ができた辺りには皆びっくり！魚や両生類から進化したことにも反応していました。138億年前まで思いを巡らすっていいですね。理科で生き物の誕生について学習したので、興味があるので尚更よかったです。絵も説明も分かりやすくユーモアもあります。

2021/03/09

[のり]

宇宙から太陽、地球ができて、生物が誕生し、文明が生まれた…それを絵本で優しく伝えてくれる。地球が出来たのは奇跡なんだ、大切にしていかなきゃいけないって、世界中が思わなきゃダメなんだ。

2021/01/18