Mノベルスｆ わたし、聖女じゃありませんから

著者名：長月おと【著】/萩原凛【イラスト】

双葉社（2021/01発売）

• ISBN：9784575243659

内容説明

新たに出てきた聖女により、婚約破棄＆冤罪でダンジョン攻略最前線から追放された元聖女ステラ。1年後、冒険者になった彼女は、先祖返りで青い竜に変化することができる亜人・リーンハルトを助けて、彼とコンビを組むようになったことで、楽しい日々を過ごしていた。
一方、ステラがいなくなった後、あと少しで終わると思われていたダンジョン攻略は、なぜか1年が経過しても終わらないままで……。元聖女と秘密を抱えた青年が紡ぐ冒険ファンタジー、ここに開幕！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[はつばあば]

この本は「転生した大聖女は・・」よりずっと素直に楽しめました。デレ甘よりちょっぴりシビアなのがいいけれど、貴族の聖女と平民の聖女を手玉にとったような第二王子に罰が下らないのはちょっとねぇ。まぁステラがドラゴン王兄と仲良くなれたのがいいかなと。これ３巻まであるんですよ、またKUで読ませてもらえるといいのですが😅。

2025/01/05

[しまふくろう]

表紙が可愛くて購入。挿絵も良かった。ステラが可愛らしくて大変宜しい。　物語は濡れ衣を着せられて追放された聖女が色々な経験をして成長する話。追放からヒーローとの出会い、成長して帰還と悪人の成敗までとてんこ盛りな内容にも関わらず、一冊で綺麗に纏まっているのが凄い。きちんと互いの想いを伝えあった最後の告白も良かった。　大変結構な作品だった。

2022/03/04

[りんりん]

★★★☆☆

2021/02/10

[ミグ]

ヒーローとヒロインがゆっくり惹かれあっていくのが丁寧に書かれていて良かったかな。一目惚れでなく、命を助けてもらったらでなく、ゆっくりと過去の辛い出来事が癒される的な。 誤植が気になった。

[菊地]

ありがちな「聖女追放もの」で名誉挽回とｻﾞﾏｧまでいくので一冊である程度まとまっているが、ｻﾞﾏｧは控えめ、「聖女」をいいように使ってた連中への報いが乏しいなど「スカッとポルノ」としてはやや中途半端。 追放に至る流れや、追放された主人公が救いに行く展開がかなり強引で、ディテールが割と雑に感じてしまったので僕には合わなかった感じですね。

2022/07/31