鬼滅の日本史

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鬼滅の日本史

  • 著者名:小和田哲男【監修】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 宝島社(2021/01発売)
  • ポイント 10pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299009708

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内容説明

老若男女に大人気の漫画『鬼滅の刃』。空想の世界だと思うかもしれませんが、日本の歴史史料には作品に登場しているような「鬼」の記述が多く残されているのです。日本人は古代から鬼と戦ってきた歴史があります。本書では、そんな史料に残されている鬼とは何かを解き明かしつつ、『鬼滅の刃』で描かれている登場人物や鬼の歴史背景を独自に考察します。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Koichiro Minematsu

59
鬼滅の刃がブームであり、作者の文献的要素の観点を考えたくて読了。これからすると、やはりブームになる社会的反響は「異質なもの」をつくる社会が現代のどこかに漂っている感があるからだと思った。2021/01/02

さっちゃん

45
鬼滅は未読、TV放映分だけアマプラで観ただけの私でも興味深く読めた。鬼滅のイラストなどはなく、日本の歴史における鬼についての真面目な本。ただ、かなり鬼滅のネタバレを(最終回レベルで)くらうので未読の方はご注意を。日本各地に残る鬼にまつわる伝承や物語、史実などから鬼滅の考察をしているがこれがすごい! 鬼滅原作者はかなり勉強されているのかな。見た目はコンビニにありそうな安っぽい紙の本ですが(失礼!)、中身は鬼の歴史入門として勉強になるし、鬼滅もより楽しめるようになりそう。2020/11/14

shikashika555

32
面白そうに見えて衝動買いの1冊。 昔の子供向けのトンデモ本を彷彿とさせる。 読んだ本を悪く言いたくはないが、史実と推測と『鬼滅の刃』の混淆。 新説では否定されている事柄を元に考察されているものがあると全体が信用出来なくなる。 かなりゴリ押しで『鬼滅の刃』に無理やり添わせた解釈も目立つ。 宝島社はこれで良しとして出版したのか(><)2021/04/17

21
仕事を選ば、…いや、懐の深い小和田先生監修の鬼滅な便乗、…いや歴史の本。大江山の鬼退治や陰陽師等の歴史もだけど、民俗学の領域が多めかな。無一郎くんからサンカ等、広く浅くざっと説明されているので、興味を持たれた方は巻末の膨大な参考文献一覧から深堀りしていってください。2021/01/10

ツキノ

19
2020年10月刊。図書館本。読み切れず一度返して再度予約、順番待ちして今度は完読。鬼滅の刃と対比して古典などに描かれた鬼を語る骨太な本。明治で大きくいろんなことが変わったのがわかる。鬼滅を再度通読し、今度はこの本の随所にある鬼滅の「○話」を参照しつつ読みたい。2021/02/07

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