内容説明
東京・浅草で自分の店を構える、義足の靴職人アンリ。
彼女のもとには、ヒールを履きたい男子高校生や思い出の靴を手放そうとする未亡人など、
さまざまな悩みを抱える人々がやってくる。
靴を通してその人が歩んできた人生に触れ、
彼女が作る靴が明日へと一歩踏み出すための力になっていく。
一足の靴によって、人と人が繋がる心温まる靴職人物語。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
20
浅草で、自身の工房を持ち、靴職人をしている女性・長谷川アンリ。小学生の女の子からの依頼で、靴をなおす際に、ひと工夫したり、オーダーでお揃いの靴を作るも、夫が亡くなったことで、返品をしたいという妻のために、ある事をしたり、仕事を頼んだ相手の対応が杜撰で、落ち込んだりetcなどが描かれています。2話は、男性用のヒール靴制作を依頼されるという話なのですが、ヒールにもハイヒール以外に、色々な形の種類があるというのが出てきて、へぇーとなりました(続く 2022/04/18
本木英朗
16
『アンリの靴』1巻である。女性のアンリと猫のハナが主人公だ。そして、少女の春風、男子高校生の聖、老女の朱夏など多くの人たちが出てくるのだ。中でも俺は、第4話「靴屋さんに行こう」で出てくる坂口という男性と、第6話「兄、来る」で出てきたお兄がいいのだよ。まあ、みんないいけれどねえ。第7話「毛玉の冒険」もお忘れなく。……というわけで2巻までしばしお休みである。ではでは、また。2021/03/12
本木英朗
8
アンリもハナも、本当に超かわいいよね!!2024/12/16
てつ
4
まだまだ謎がいっぱいありそう。絵も綺麗で読みやすい。猫が可愛い。2022/04/19
Ume
2
義足の靴職人お姉さんのお話し。オーダーメイド靴も知らないことだらけなので業界のいろんなことが垣間見えてきそうです。2025/08/21