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内容説明
これまで人類が育んできた多種多様な思想文化。それらについての知識は、グローバル化した社会を生きる私たちにとって欠かせない基礎教養であり、同時に自分や他者の物の見方や考え方を理解するための土台でもある。本書では、そうした古今東西の思想を、その成り立ちや相互作用を複眼的にとらえる比較思想史という視点から紹介。ギリシア・ローマから、日本、インド、中国の思想、さらにはポストモダンや現代正義論まで、知っておきたいそのエッセンスをやさしく説き明かす。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
サケ太
20
かなりわかりやすく世界の宗教、哲学について確認できる良書。多くの国々、人々の根底にある思想に影響するものについて知ることが出来る。さすがにこの年齢になってくると、日本人だからといって、日本の思想(神道、仏教など)に影響されるわけではないだろうし、意識していなかった儒学や日本独自の世界観も関係しているのかもしれない。ここまで、多様な思想があり、思考がある。様々な思想を知ることが世界を知り、世界を受容する土台になってくれることを願うし、その努力をしていきたいと思う。2021/01/31
ゆう
10
おそらく紙面の制限のために宗教・思想の概要しか載せられなかったと思うが、知らないことばかりで面白かった。第6章近代の哲学思想、第7章現代思想は読んでいて少し眠くなったが、よくきくドゥルーズやフーコー、デリダ、サルトル、レヴィ゠ストロースなどの思想が簡潔に紹介されていて大変参考になった。また、あとがきの著者の想いの強さに胸を打たれた。後悔のないように自分の人生を生きるための思想をみつけたい(はっきりとした形をとってはいないが、自分の心の中にあるはず)。2024/07/08
かんがく
10
新書一冊でギリシア・ローマ、ユダヤ・キリスト・イスラーム、インド・中国・日本思想、近代・現代思想を解説しようとすればこうなるよなぁという内容の薄さ。各章のまとめの図式だけ読めば十分だった。2022/10/28
スターライト
9
ギリシア・ローマの古代から、世界宗教ともいえるキリスト教・イスラーム・仏教、中国・インド・日本の思想、そして近代と現代の哲学思想をコンパクトにまとめた書。思想史の中では宗教と哲学の問題はある程度区別されるとのことだが、一般人から見るとほぼ同じに見える。ともあれ生きていくうえでは人は何らかの価値観・社会観・道徳観などを持って日々を生活しているのであり、グローバル化が進む現在にあっては異文化の理解は欠かせない。全面的に受容するのでも拒否するのでもなく、豊かな暮らしを送っていくうえで本書はその指針となるだろう。2021/02/15
ソラ
6
宗教、哲学など、今自分の興味のある分野がぎゅっと詰まっていて面白い。またこれまで大学で勉強してきたこと、自分の専攻や卒論とも通じる部分があり、読みやすかった。ここからさらに深く知りたいものを勉強するための入り口として、とてもいい本だと思う。2021/03/04




