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内容説明
自身の経験をもとに、これからの薬局のあるべき姿を具体的に考察し、提唱した薬局薬剤師必携の書。
著者はかねてより、自身が難病やがんを抱えながら製薬会社等に勤務した経験から、
日本の医療の在り方や問題点を指摘し続けてきた。
本書では、カフェを併設した新しい薬局のコンセプトや営業理念などを細かく解説することによって、
これからの時代の地域薬局のあるべき姿を提唱している。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hiro-yo
26
医師から処方箋を貰った後に薬局に向かう。患者からすれば薬局なんてどこも同じだと思ってしまうが、当の薬局は調剤報酬の継続的な引き下げで消耗戦を強いらている。受身のビジネススタイルに見えるが当然企業努力は必要。「私達は、経営理念を実現するために経営しているんです。薬局やカフェはそのための手段。勿論、国の制度や政策で経営を安定化させられる部分は取り入れますけど、そもそも診療報酬を当てにして利益を生み出す経営構造では、理念と乖離してしまいますよね」「薬局だから薬を扱うのではなく、経営理念に沿う商品だから扱うのだ」2022/02/21
kitten
6
BWで購入。新書だけど、患者さん目線からみた、あるべき薬局、未来の薬局の姿。特に、最終章の調剤、監査の機械化や、オンライン服薬指導は、まだまだ、法的にも整備が進んでない。いつか、この方向に進むのは確実だけど。10年後くらいかな?薬局経営は理念と長期的なビジョンが欠かせない。薬局経営すら、手段に過ぎない。面白くけど、フィクションだよねえ。一人の患者さんにここまで時間かけられるかな?2024/03/21