美しいこと（下） 電子版限定かきおろし特典つき

著者名：犬井ナオ【著】/木原音瀬【原作】

講談社（2021/01発売）

• ISBN：9784065218655

内容説明

営業マンとして働く松岡は、日常の憂さ晴らしに女装して夜の街を闊歩し、別人として視線を浴びる快感にはまっていた。そんなある日、女装姿でナンパされ、散々な目に遭っていたところを会社の冴えない先輩・寛末に救われる。不器用でトロいと悪評の寛末の純粋な愛に惹かれた松岡は、女装した仮の姿「江藤葉子」のまま逢瀬を重ね、ついには寛末から愛の告白を受ける。抑えきれぬ思いのまま、自分が本当は男であることを打ち明けた松岡だったが、寛末は困惑から松岡を強く拒絶し――？

叶わぬ愛の苦しさと美しさを描いた木原音瀬の最高傑作、
若手実力作家による待望コミカライズ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しましまこ]

下巻が出たので一気読み。ここで終わり？続きもお願いしますよ。

2021/01/31

[青流星☆]

人をめちゃくちゃ好きになったことがある人は共感必至だと思う(´；ω；｀)せつなすぎる( ；∀；) 私もこの感情知ってるって湧き上がってきて、泣けてくる( ≧Д≦) 2回も一気に読んでしまった( ；∀；)すごいわー☆原作読んでみたい！！

2021/05/27

[ゅう☆]

読友さん情報より特典(木原先生の描き下ろしSS小説)アリ、しかも紙と電子で内容が異なるということでまず電子から。12月24日に誕生日の寛末と過ごすにあたって色々と考える松岡が、やっぱり健気でいじらしい。だってまだちゃんとした関係じゃないんだもんね。松岡の立てたプランやプレゼント、寛末は喜んでくれるかな？『美しいこと』の漫画化は非常に嬉しいけど、犬井ナオさんには申し訳ないけど、やっぱり日高ショーコさんの松岡&寛末がいいなぁ。

2021/01/20

[きなこチロル]

「好きだってことを逆手に取らないで…」そのフレーズが印象に残っていて好き。惚れたら負けと言うよね…小説の時は冷静に読んでいられたけど、漫画だと廣末にイライラしっぱなしだったよw続編の『愛しいこと』のコミカライズ、ノベルズ版の全サ小冊子『愛すること』もどこかで読めるようになったらいいな。

2021/01/30

[ひろまつ]

原作を読んだ時も寛末さんにイライラしたけど、コミカライズされるとより立体的に寛末さんが浮かび上がってきて、怒り倍増 笑 これ以上松岡を振り回さないでくれと何度も。原作では続きがあるので、そこも是非描いて頂きたい…。

2021/01/16