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内容説明
元・週刊ゴングの名編集長・小佐野氏とプロレスファンとしても知られる二宮氏がジャイアント馬場・アントニオ猪木から、藤波、長州、鶴田、天龍、タイガーマスクまで、人々を熱狂させた昭和プロレスを数々の名レスラー、名勝負を語りながら懐かしみ、さらにはその本質論、タイガージェットシンなどのヒール論にも迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
のっち
16
力道山に始まり、馬場猪木を経て、鶴田天竜藤波長州からタイガーマスクまでを昭和プロレスと呼ぶ。ならば私の大好物です。昭和プロレス、外国人も個性的な人が一杯いました。ブッチャー、シン、ハンセン、ファンク兄弟等々、語るときりがありません。2022/09/23
Yutaka Matsuzawa
13
子供の頃プロレスが好きだったので読んでみた。私より10歳ぐらい上の方達の本なので共感したい内容がちとズレた。私が知っているのはスローモーな馬場と殺気立った猪木の頃。猪木アリ戦はかろうじて見ていて、世界最強タッグに熱狂し、タイガーマスクの異次元殺法に痺れ、長州が反旗をひるがえし、日本プロレス界が大きく変化していた。古舘伊知郎や猪木が殺されるのではないかと思ったウィリーウィリアムス戦、私のプロレス熱が冷めた猪木失神舌出し事件については書いてなかった。プロレスを語るにはそれぞれポイントが違うのだな。2021/01/31
クサバナリスト
9
だいたい知っていることばかりだが、あらためて読むとプロレスの面白さがわかる。2021/01/31
復活!! あくびちゃん!
8
ある意味プロレス好きのオッサン2人が、昭和時代のプロレスを懐かしがって話してるだけの本。年齢が上の方ならよく知っている内容なのだろうが、私には面白かった。しかし、ジャンボ鶴田がそんなに天才だったとは!!2021/09/25
佐藤光弘
7
大相撲を廃業しアメリカからプロレスを持ち込んだ力道山。 アメリカ人を空手チョップでなぎ倒す姿が街頭テレビに映し出され彼は国民的英雄となった。 こけら落としをタッグマッチで行ったこと。 「ワールド大リーグ戦」でオリンピック的な価値観を持ち込んだアイデアも秀逸だった。 彼が残した二人の弟子。 ジャイアント馬場は元巨人軍の投手。 アントニオ猪木はブラジルでスカウトして日本に連れ帰った。両雄はしのぎを削り、袂を分かち、永遠のライバルに。 語り合えば無限のロマンが広がっていく。 プロレスとはゴールのないマラソンだ。2021/08/30