光文社文庫<br> 蕎麦、食べていけ!

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光文社文庫
蕎麦、食べていけ!

  • 著者名:江上剛
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 光文社(2021/01発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784334791384

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内容説明

かつての賑わいがすっかり失われた寿老神温泉。この町で育ち、信用金庫に勤める赤城勇太は地元活性化のため、高校生の蕎麦打ちイベントを企画する。同じ頃、竹澤春海たち地元の高校生も全国高校生蕎麦打ち選手権大会に出場するため、特訓に励んでいた。そんな中、メガバンクに勤務する勇太の兄が巨大資本によるリゾート化計画を引っ提げて乗り込んでくる。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ゆみねこ

93
すっかり寂れた群馬の山あいの温泉地。地元の信用金庫に勤める赤城勇太は地元活性化のため祭りを企画し高校生の蕎麦打ちイベントを目玉にと考える。勇太の兄でメガバンクに勤める勇之介は老舗ホテルを格にしたリゾート計画を。巨大資本とクラウドファンディング、過去の家同士の確執も絡み物語は進み、ハッピーエンディング。勇太の熱い思い、春海の真っ直ぐさ、銀行と信金の違いもわかり面白かったです。2021/04/21

PEN-F

32
衰退の一途を辿る寂れた温泉街を立て直すべく、地元の信用金庫と大手銀行が再建案を巡り対立する。信金は蕎麦をうりに町おこしをしようとするのに対して、メガバンクの案はパチンコ。ホントはカジノを誘致したかったらしいがが...パチンコ??? パチンコで?温泉街を?立て直す?のか?まじで?2023/07/23

BluePlanet

9
★3.8(2.67)2018年5月発行。元第一勧業銀行支店長江上剛氏の作品。著者の小説は初めて読了。前はマラソンの話しだったかなぁ。著者は経済小説を数多く手掛けるが、この本も地方創成に関して、信用金庫とメガバンクが対立するところは、経済小説と言えるのかな。群馬県を舞台としているので、てっきり著者は群馬出身かと思ったら、兵庫出身でした。蕎麦については、かなり取材等行ったんだろうなぁという感じですね。娯楽作品としては、まぁ楽しく読めました。2021/04/30

こばゆみ

5
群馬で町おこしに奮闘する人たちのお話。気軽に読めて面白かったけど、そのぶん急に出てくる銀行の難しい話に戸惑った(^_^;)。あと蕎麦打ちの描写は絵面が浮かびづらくて流し読み…2021/02/28

terukravitz

5
★☆☆☆☆2021/01/28

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