内容説明
今度こそ、君の命の雫を私にちょうだい。 十二年ぶりに再会した初恋のお姉さんこと、可愛い真祖の吸血姫アストリッド。 白い指が二本、陰唇にあてがわれて――「コーイチの精液、注いでほしいなって」 恥じらいながらも、たっぷり愛液を絡めた少女の割れ目がほんの少しだけ開かれた。 たまらない、なんだろう。この金髪で琥珀の瞳を持ち、愛らしい身体で童貞を誘ってくるエロ可愛い生き物は。 二百年、孤独に生き続けたアストリッドの処女をもらって交わす契約と、初恋の成就。 平凡な青年と不死の怪物が恋をして、同棲して、イチャイチャエッチして、〈鬼狩り〉の銀髪お姉さんとも戦って…… 人間と永遠を生きる吸血鬼の恋の行方は?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しまふくろう
17
表紙が可愛くて購入。挿絵はえっち可愛かった。 物語は漫画家志望の主人公と吸血鬼の純愛話。アストリッドの何百歳とは思えない純粋さというか子供っぽさと、年相応に純情な主人公とのやり取りが面白い。二人が色々と乗り越えてハッピーエンドという終わり方も良かった。 次回作が楽しみ。2020/12/20
nishiyan
13
漫画家を目指す専門学校生の紘一が、かつて恋に落ちた吸血鬼アストリッド(アステ)と12年の時を経て再会するいちゃラブもの。魔力補給のための吸血行為の代償として始まった肉体関係。情交は紘一の優しさから淡白なものであったのだが、アストリッドの魅了からだんだん激しくなり、そして彼自身の画業が伸び悩んでいた理由を解決へと導いていく展開は見事。紘一がアブノーマルなプレイが好きなのは意外だった。孤独の中で数百年過ごしてきたアステが紘一との生活によって共に幸せを掴み取った感動的なエピローグはやや笑いありで面白かった。2020/11/24
えすてい
9
200歳を超える年齢の吸血美少女アストリッドは黄昏時に主人公と出会いHしていく。今月の美少女文庫は3冊ともク○ニがあるがあとがきはこれが唯一。最後はアストリッドへの種付けH。エピローグでめでたく一人娘が生まれている。主人公はアストリッドに出会ったときは漫画家養成専門学校生でプロからの添削でもなかなか芽が出なかったが、エピローグでめでたく卒業後に新人賞を受賞し連載二本を持つ漫画家となった。漫画家の世界でも、学生時代から既にデジタルで作画し、プロ用の高価なPCと学生の練習用タブレットの対比が書かれている。2020/11/18