内容説明
人の目を気にして言いたいことが言えなかったり、人を優先しすぎて自分のことを後回しにしたり、人に与えすぎて損をしたり、あるいは、相手に執着しすぎて破滅的な関係に陥るなど…人と境界線を引けないと困ることがたくさんあります。
本書は、本来、たくましく楽しく生きられるはずの私たちが、自信がもてず、自己肯定感も低くなってしまう理由を探りながら、どうすれば、自分の心に安全な防御壁を作り、人と適度に付き合いながら、楽しく心おだやかに生きていけるのかを紹介する本です。
心の病まではいかないものの、日々の人間関係に疲れ、ストレスを感じている大勢の方が生きやすくなるための秘訣をセラピーなどを交えて紹介していきます。
目次
1章 「ほどよい距離」で人と付き合うには?
~自分を守る「境界線」を引く~
2章 なぜ、人と近づきすぎたり、人を遠ざけすぎたりするの?
~「自分のタイプ」を知っておこう~
3章 まずはココから! 依存関係をやめるコツ
~「三役ドラマ」から抜け出す~
4章 本音を言っても大丈夫になれる方法
~「3つの目標」があなたを支える~
5章 心の傷を癒やしていこう
~セラピー&人間関係の築き方~
6章 良い人間関係ができて幸せになれるヒント
~心理カウンセリングの勧め~
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Yuri
12
勝手ながらタイトルなら想定していた内容とは違っていた印象。あまり内容が落とし込めず、全体的に上滑りしているように感じてしまった。少しメンタル的に落ち込んでしまった時に読んだら、違った印象になったのではないかと思うが。2022/02/13
okaching
3
図書館本で流し読み。かつて境界線が引けなかった自分は常に苦しく悩み好きな事が出来なかったなと思いながら読む。適切な境界線は家族を守る意味でも大事。2021/04/05
みーあ
2
★4 著者の他の本を読んでよかったので気になり図書館にて。自ら心理カウンセリングを受けてみようというのが一番心に残った。雑誌で読んだ記事の受け売りだが、5人に1人だったか、多くが心の病気にかかる時代。体が病気になると病院に行くのに、心の調子が悪くても病院に行かないのは不思議だ。で、そこに時間とお金を費やすことは、有意義なのかもしれない。また心理領域で働きたいと願う私なら、猶更サービスを受けてみる価値はある!申し込もう!が、どのカウンセラーに頼むかは要考案かも。2021/02/16
Suzu
1
著者の一番大切な中心のメッセージは「あなた自身への愛」。人々を単純に加害者と被害者に分ける見方は被害者とみなされる人を無力にする。自分自身を可哀想で哀れで無力な人と見なす思いがある。そしてそんな自分に害を加えた人に対する怒りや悲しみを抱いている。そのような心の痛みがあると人も人生も自分自身も肯定できない。本当の癒やしは許すことではなく愛と感謝である。人への怒りと自分自身の罪悪感を解消するほど愛と感謝に開かれ自分自身を大切にするようになり、適切な境界線を引くことができるようになる。2025/05/21
はるを
1
人との間、自分との間に線を引く。までは良かった。 そういう考え方もあるんだなぁって感じで読んだ。2023/03/04
-
- 電子書籍
- エンタメの未来2031
-
- 電子書籍
- うちの犬が子ネコ拾いました。【マイクロ…
-
- 電子書籍
- ラヴァーズ・ハイ 1巻 ガンガンコミッ…
-
- 電子書籍
- 誰をも少し好きになる日 - 眼めくり忘…
-
- 電子書籍
- 学校のおじかん カラー版 5 マーガレ…