内容説明
仕事が上手くいかず上司から叱責される毎日の中、サラリーマンのケンジはその日、自分以外の人類が滅亡することを祈る。翌朝目が覚めると、本当に人類が消え去り、世界には自分1人だけになっていた。
ケンジは歓喜し、会社に行く必要のない、昼過ぎまで寝ていられる、漫画三昧の自由な生活を謳歌する。しかし人類が消え去ったことで世の中のインフラが止まりだし、ケンジのサバイバル生活が始まる。
誰もいないスーパーで食べられる食料を調達したり、初めて農業にトライしたりする中で、充実感を覚えながらも寂しさを感じた彼は、他の生き残りを探しに行くことにする。そこで彼が出会ったのは、街を徘徊するゾンビ「バイト」と、バイトと戦う女性、アミだった。
「人類滅亡して最後の1人になったら?」チャンネル登録者数200万人超(2020年12月現在)のYouTube漫画動画チャンネル「フェルミ研究所」の人気動画が、ついに書籍化!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
菊地
1
原作(?)のことは知らないんだけど、タイトルやあらすじから期待した内容と乖離が大きく、楽しめなかった。 情緒的な内面描写に感じるものが無い訳じゃないけど、主人公に魅力を感じれなかったのでそういう情緒的な描写もあまり面白さに繋がっていない気がします。 全体的にコレジャナイ感が強いし、世界観や展開もフワフワしてて僕にはまったく刺さりませんでしたね。うーん、こういう感じになってしまう作品を書いてしまうような作者さんじゃないと思ったんだけどなぁ、という悪い意味での意外さがありました。原作(?)の影響なのかなぁ。2021/02/07
なー
0
常に上司から叱責され続けているサラリーマンのケンジ。余裕のない生活に疲れ、「人類みんな消えてしまえ」と願う。翌日目覚めると人の気配がない…?ちょいちょい矛盾した無理のある展開でのめり込むまではいかなかった。ラストもスッキリしない。ただ読みやすくはある。2021/03/05