内容説明
愛の究極は独占であるが、幸福の絶頂のその瞬間から、愛の退廃も始まる。恋人・宇津木修策の妻が、病死した。解放されたはずの怜子だが、性愛だけでは心を伝え合えない実感に捕われてしまう。怜子とその周囲の人々に展開する、浮気の恋、忍ぶ恋、一途な純情など、時代を映すさまざまな恋を描いて、愛の真実を問う傑作長編。<上下巻>
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