日本経済新聞出版<br> 分断のアメリカ

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日本経済新聞出版
分断のアメリカ

  • 著者名:日本経済新聞社【編】
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 日経BP(2020/12発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532358761

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内容説明

米国の「分断」が止まらない。 祖父と孫、経営者と従業員、白人と黒人……。
データや図とともにアメリカの「今」を解き明かす!

◆今回の米大統領選では、トランプ大統領の再選か、それとも野党・民主党の政権奪還となるかが注目された。データや分析に基づいて米国の政治、経済、社会などに走る分断の実相に迫りつつ、大統領選の行方を追いかける。また、その過程で浮き彫りになった米国の“分断に注目する。

◆デザインやイラストでわかりやすく解説。米国の「今」がわかります。

目次

chapter1 「孫と政治の話はしない」家庭内に走る亀裂
chapter2 「民主党見限ったが…」炭鉱労働者がトランプ氏に愛想
chapter3 「誰でも構わない」消去法の選択だったバイデン氏
chapter4 トランプ氏「信頼しない」64% 世界の指導者で最低
chapter5 「働かなくても週10万円」失業者に批判
chapter6 「Z世代は戦うぞ!」SNS巧者が操る民意
chapter7 「バイデンはあなたのご近所を破壊する」Zoomママ、台風の目に
chapter8 「新時代の長征を歩め」習近平氏が備える籠城戦
chapter9 「1人1票」揺らぐ 青天井の献金、強まる富豪の政治力
chapter10 「トランプは史上最高の大統領」激戦州・直前ルポ
chapter11 米国の難路 バイデン氏の選択
chapter12 癒えぬ分断

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

フム

33
メディアでトランプ氏を見ることがほとんどなくなって、ほっとしている自分がいる。前大統領の四年間は派手な言動にニュースを見て苦々しく思ったり、先行きの不安を抱えることが多かった。コロナ禍における科学無視や選挙での陰謀論の広がりに至っては恐ろしい思いだった。その四年間が終わった。しかし、大統領が変わっただけで全てが上手く進んでいくかというと、そんな簡単なものではないらしい。米国の分断はトランプ氏だけが生んだものではない。長い歴史や経済の変化が大国の分断を生み続けている。険しい道が続く。2021/02/15

ダンボー1号

5
2017年多くのメディアの予想に反してトランプ大統領誕生の驚きから当時の米国に関する本数冊読んだで自分の無知に気付いた。この本は2020年発行でとりあえず高齢の大統領誕生の理由は見えてきた。 今の状況はよく知らないが自分が米国民ならトランプもバイデンもどちらも支持しづらい。 2024/04/10

yoyogi kazuo

1
2020年の大統領選挙を追いかける。しっかりした取材に基づく力作だが、惜しむらくは2021年1月の議事堂襲撃事件の前に取材が終わってしまったという不運。しかし分断のアメリカの状況を理解するには参考になる一冊。2025/01/09

お抹茶

1
2020年の大統領選を取材し,民主・共和両党の候補者とその支持者の様子を記す。ちょうど2022年の中間選挙の時に読んだ。アメリカの大統領選は長期間で支持候補への応援が良くも悪くも熱心なこともあり,大統領選取材本を読むと,一般の国民がその時代にどういう意見を持っていたのかということがよくわかる。また,民主党または共和党の牙城だった州が接戦になってくる時の生の声を残しておくのは,学術的にも貴重だと感じた。2022/11/10

オールド・ボリシェビク

1
日本経済新聞に連載された、アメリカ大統領選レポート。30人以上の記者がアメリカ各地に取材したことはわかるが、それゆえに、まとまりがなく、データに頼りがちで、生々しい人物像が出てこないきらいあり。コクが無いというか。出版に当たっては、もう少し整理すべきだったか。2021/02/05

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