将棋囲い事典100+

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将棋囲い事典100+

  • 著者名:将棋世界編集部
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • マイナビ出版(2020/12発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839974503

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内容説明

将棋には数えきれないほどの「囲い」があります。「囲い」とは王様を守る鎧のようなもの。重く堅い騎士のような重装備もあれば、防御力よりも機動力に優れた装備もあります。
初心者のうちは、堅い囲いが優秀で、薄い囲いはダメと、つい思ってしまいがちですが、必ずしもそうではなく、戦い方に合った囲いを選ぶことが重要。たくさんの種類の中から適切な囲いを選択することこそが、勝率を上げるのです。
本書は100を超える囲いを戦型別のランキング形式で発表。特にメジャーな囲いや流行の囲いは講座でも取り上げ、その特色を余すところなく紹介します。ほかにコラムやプロ棋士アンケートなど、多くの雑学も詰め込んだ、ボリューム満点の一冊です。


【主な内容】
●藤井聡太の囲い論―現代囲い考察― 【語り】二冠 藤井聡太
●戦型別囲いランキング
・振り飛車の囲い21
・対振り飛車の囲い27&穴熊の仲間たち
・相居飛車の囲い26&矢倉の仲間たち
・番外編 “KAKOI”NextGeneration―最新囲いエトセトラ
・番外編 夢とロマンにあふれる囲い
●ようこそ!“囲い”動物園
●講座
・振り飛車党の必修科目「美濃」「高美濃」「銀冠」講習会
・組み合わせいっぱい ビバ!相振り囲い大研究
・これであなたもアナグマスター 穴熊を指しこなすコツ教えます
・手筋を学べ!矢倉攻略大作戦
・“堅さは正義”から“広さは正義”に 右玉完全ガイド
・赤丸急上昇! 中住まい玉の急所を知ろう
・振り飛車はもっと自由に 指すぞ!「振りミレ」「金立」「振りエルモ」
・駒組みシンプル、でも堅い 「エルモ囲い」で振り飛車撃破
・もうB級とは言わせない 「新型雁木」で行こう
・一手損角換わりの隠し玉 大胆不敵「羽生流右玉」
●コラム プロ棋士の名を冠した囲い、ほか
●アンケート プロ棋士50人に聞きました
●スペシャル対談 ミマグマ&アナグマン穴熊道を語る
●銀冠物語/玉頭位取り物語/流れ矢倉物語
●巻末ミニ特集 ヘンな囲い事典


※講座【「エルモ囲い」で振り飛車撃破】【「新型雁木」で行こう】【大胆不敵「羽生流右玉」】は、それぞれ『将棋世界』2020年6月号「エルモ囲いを指してみよう」、2017年11月号「自由自在、増田流雁木」、2020年8月号「強敵早繰り銀 最新撃退術」を再構成したものです

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

akihiko810/アカウント移行中

12
「囲い」を戦型別にランキング形式で紹介しているムック本。印象度B+  「将棋戦法事典100」の続編。ありとあらゆる囲いが載っている。舟囲い進化系の「舟囲いDX」など、たまにみるけど名前のない囲いなど、本書で命名されたのも多い。居飛車穴熊に移行する囲いを「居飛車金美濃」と名付けているが、すでに振り飛車の「金美濃」があるため紛らわしい。私は「熊美濃」と呼んでるので、それが流行ってほしい2021/06/14

キリル

9
将棋における守りの布陣、「囲い」を戦型別にランキング形式で紹介している本。昔ながらのオーソドックスな囲いから現代の将棋観を反映した新しい囲い、果てにはネタに走ったようなものまで一言コメントを添えて幅広く紹介されていて面白かったです。囲いの長短もしっかり説明されていますし、コラムでの囲いにまつわる小ネタも面白く、物語性を感じました。ちょっと前までは固さこそ正義みたいな感じだったのに今は陣形全体のバランスも重視するその変化が新鮮でした。金銀2枚いれば十分という感じですが、やはり3枚の安心感は捨てがたいですね。2021/01/24

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