サラブレBOOK 競馬の“言葉力”

著者名：関口隆哉【著者】/宮崎聡史【著者】

KADOKAWA（2020/12発売）

• ISBN：9784047364752

内容説明

サラブレッドが誕生してから、およそ300年間に渡る「世界競馬史」のなかで紡がれてきた“言葉力”に溢れた名言、金言を紹介。併せて、その発言をした人物、時代背景なども分かりやすく、楽しく紹介、解説していく、機知に富んだ競馬を愛する人々への言葉のギフト。
☆「ダービー馬のオーナーになることは、一国の宰相となることより難しい」（ウィストン・チャーチル）
☆「競馬は人生の縮図であり、これほど内容の詰まった小説はほかにはない」（アーネスト・ヘミングウェイ）
☆「人にきいて取りたる二百円は、自分の鑑定にて取りたる五十円にも劣るべし」（菊池寛）
☆「競馬が人生の比喩なのではない、人生が競馬の比喩なのだ」（寺山修司）
☆「私の目的は、いかなる距離においても、最短タイムで最高重量を負担し得る競走馬を生産育成すること」（フェデリコ・テシオ）
☆「ひとつだけ法則がある。先祖に超一流の種牡馬がおり、その馬格をよく反映していたとしたら、その仔は必ずいい成績を残す」（吉田善哉）
☆「デットーリが乗ると５馬身伸びる」（吉田照哉）
☆「日本ダービーに出させて欲しい。枠順は大外でいい。ほかの馬の邪魔は一切しない。賞金もいらない、この馬（マルゼンスキー）の能力を確かめるだけでいい」（中野渡清一）
☆「選択するとか迷うとかそういう次元じゃなかった。問題なくシンボリルドルフ」（岡部幸雄）
☆「いつも少しだけ後のことを考えて乗っているんですよ」（武豊）
☆「先頭はエクリプス、後ろからは何にも来ない！」（海外）
☆「ミスターシービーからミスターサラブレッドに」（盛山毅）
☆「大地が、大地が弾んでミスターシービーだ！」（杉本清）
☆「河内の夢か！豊の意地か！どっちだー!!」(三宅正治)
etc.

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[Go Extreme]

ダービー馬のオーナーになることは一国の宰相になることよりも難しい　見てくれ、この脚！　大地が、大地が弾んで　競馬に絶対はないが、この馬にはそれがある　走っているというよりも、飛んでいる感じ　待ち望んでいた馬に出会えた今、この状況をたのしまない手はない　1着はエクリプス、ほかの馬はどこにもいない　サラブレッド競馬史上最高のパフォーマンス　ゴールは100ｍ先にあると思え　あなたの、そして私の夢が走っています　競馬は人生の縮図　競馬が人生の比喩ではない。人生が競馬の比喩なのだ　

2021/02/11

[中林助手2]

⭐️1

2023/01/28

[Tak]

聞いた事がある競馬の言葉が並んだ本。改めて競馬はただ、馬が走るだけで無く色々な物が詰まっているスポーツだなと思う。レースを見ずともテンポイントと言う言葉だけで様々なドラマが思い描けるし杉本清と言う文字だけで色々な実況が聞こえてくるし歴史や血統など本当に奥が深いなと改めて実感

2021/01/19

[やまうち]

⭐︎12

2020/12/31