ブルーバックス<br> 連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

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紙書籍版価格 ¥1,100
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ブルーバックス
連星からみた宇宙 超新星からブラックホール、重力波まで

  • 著者名:鳴沢真也【著】
  • 価格 ¥1,100(本体¥1,000)
  • 講談社(2020/12発売)
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  • ISBN:9784065213544

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内容説明

夜空に輝く星の半分は「連星」であるという事実は、不思議とあまり知られていない。
連星とは、2つ、あるいはそれ以上の星が、お互いに回りあっている星である。
1個にしか見えない星の、少なくとも半分は連星なのだ。
じつは北極星も、3つの星が回りあっている「3重連星」だ。有名なあの星座のあの星は、
4つの星が回りあう「4重連星」だし、南天を代表するある星座には「5重連星」もある!
いったい何重連星まであるのか? 
宇宙はこれほど連星に満ち満ちていて、私たちの太陽が1つしかないことが寂しく思えるくらいだ。
しかも連星は、じつは私たちが宇宙のことを知るためにも不可欠である。
宇宙における人類の大発見――超新星爆発、ブラックホール、ダークエネルギー、重力波などは、
すべて連星からもたらされた。もしも連星がなかったら、人類は宇宙のことをいまだにほとんど知らないままなのだ。
だから「星とは連星のことである」と言っても、決して過言ではない。
さあ今夜、連星研究の第一人者と一緒に、星空を見上げてみよう。

主な内容
第1章 あれも連星、これも連星
第2章 連星はどのようにしてできたのか
第3章 なぜ連星だとわかるのか
第4章 連星が教える「星のプロフィール」
第5章 「新しい星」は連星が生む幻か
第6章 ブラックホールは連星が「発見」した
第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」
第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
第9章 連星のユニークな素顔
第10章 連星も惑星を持つのか
第11章 連星は元素の合成工場だった
第12章 もしも連星がなかったら

目次

第1章 あれも連星、これも連星
第2章 連星はどのようにしてできたのか
第3章 なぜ連星だとわかるのか
第4章 連星が教える「星のプロフィール」
第5章 「新しい星」は連星が生む幻か
第6章 ブラックホールは連星が「発見」した
第7章 連星が暗示する「謎のエネルギー」
第8章 連星が解いた「天才科学者最後の宿題」
第9章 連星のユニークな素顔
第10章 連星も惑星を持つのか
第11章 連星は元素の合成工場だった
第12章 もしも連星がなかったら

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

まーくん

106
連星(二つ以上の恒星が、お互いぐるぐると回りあっている)というものがあることは知っていたが、特殊な存在と思っていた。しかしそれは普通の存在、星々の半分は連星だというではないか!我々はどうしても、自分が置かれている世界が普通の世界と考えてしまう。アシモフの短編『Nightfall』が思い浮かぶ。六つの太陽に囲まれ夜の来ない惑星ラガッシュの物語。実際、連星の周囲を回る惑星の夜は相当複雑に違いない。共通重心の周りを回る連星を観測することで、「ケプラーの第三法則」を用いて星の質量が計算できるらしい。簡単に!?2021/01/31

yyrn

28
天文台に勤める著者から、夜空に瞬く星(恒星)の半分は「連星」だと教えられて、もうそこから驚く。あの誰でも知っている北極星が三重連星だなんて知っていましたか?wikiで確かめてもそんなことは書いていないし、日常生活では「連星」なんて重要ではないようだが、この本を読めば「連星」が宇宙の解明に果たした役割の大きさに圧倒される。星の質量や寿命、超新星爆発からブラックホール、さらには宇宙の加速膨張まで証明したばかりでなく、重力に反発する力「ダークエネルギー」の存在にまで話がつながるのだからますます驚くばかりだ。良書2021/02/14

bapaksejahtera

12
私の星空の知識は小学校の図鑑知識からそう進歩していない。当時知っている連星と言えばアルゴルを指す位の認識であったが、本書では連星の発見から生成、様々な態様を述べた上で、連星こそが宇宙や物質、エネルギー等様々な解明に貢献するシステムである事を説く。連星には3重を超える物や、互いに結びついた瓢箪型、更には相棒の恒星を内部に取り込む共通外層天体もあるという。人間の体を構成する様々な元素も連星由来の宇宙事象が大いに関わっているし、重力波の測定等今後の科学の発展に連星観測は欠かせないそうだ。解り易く構成も素晴らしい2021/03/12

hal

10
連星とは、恒星が複数ある天体の事で、宇宙に存在する星々のおよそ半数が連星なのだそうです。連星である事により、星の質量とかが計算できるとかで、宇宙の事が色々わかるそうですが、そのあたりの説明は私には難しかったです。でも、素人にもわかりやすく説明されているので、大体のところは理解できたかも…できなかったかも…2021/01/30

HaruNuevo

9
星の進化、天体現象、宇宙論などを、連星という切り口から見た一冊。連星がこれだけ重要な役割を担っているのに、連星をメインに据えた一般書がなかった事が不思議なくらいである。非常に面白く、わかりやすかった。2021/04/25

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