農的くらしをはじめる本

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農的くらしをはじめる本

  • ISBN:9784540212352

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内容説明

野菜を自分で育ててみたい、あるいは、農家になりたい。そんな都市住民の思いに応える「農への入り口」が、神奈川県秦野市ではJA等によってたくさん用意され、趣味の週末菜園から本格的な専業農家まで「農の担い手」が続々生まれている。また、JAのコミュニティ組織で地域イベントの企画や運営に携わるなど、地域に根付いた暮らしを楽しむ人も多い。これら「農的暮らし」を満喫する先輩たちの素顔とJAの取り組みを密着取材した、農に関心のある都市住民に送るJA活用ガイド。あなたにぴったりな農への入り口がきっと見つかるはず。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

さきん

22
戦前に農協はなく、戦前の農業生産面も生協が担っていたそう。本書の生協、農協、市との連携が上手くいけば、都市住民を農家として自立させたり、家庭菜園も楽しめる環境を作れる上、農家も片付けなど農作業の手間が楽になるなど良いことづくめ。JA批判が世論の主流の中で、JAの枠組みを最大限に生かすというアイデア取り組み事例の紹介は、他のJAにも勇気を与えると思う。2022/04/26

ポンポコ

2
悠々自適なスローライフの田舎暮らしをしたい人向けの本に見えて、中身はそうじゃない。家庭菜園から新規就農へつなげる仕組み作りで先進的なJAはだのの取り組み事例を、就農する側の視点で紹介。豊富なインタビューと、農協の本質にまで踏み込んで描かれている点はさすが。単に仕組みがすごいのではなく、その裏には協同組合の本来的な在り方が通底されているところに、JAはだののすごさがある。では、地元の行政と農業委員会が何をやってるのかわからないけど、本書を読むとJAがしっかりしてれば行政要らないのではとすら思えてしまう。2023/04/12

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