内容説明
かつては「陸の孤島」と呼ばれ、地下鉄にまで「逃げ」られ、一時は時代遅れになったこの商店街は、どのようにバブル期の狂乱や再開発の嵐を乗り越え、魅力ある街として生き続けているのか。山あり川ありの地形、忠臣蔵・落語にも描かれた歴史、幕末期事件の舞台になった寺、山の手的かつ庶民的な居心地…路地の裏、消えた街の痕跡まで、徹底してその魅力を探索する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
yutaro13
16
最近この界隈に住むようになり、散歩の延長で手に取った一冊。麻布十番の歴史がコンパクトにまとまっていて、土地の見え方が少し変わる。幕末の事件に思いを馳せながら歩くのもまた一興。日比谷線のルートをめぐる反対運動で六本木経由になり、一時「陸の孤島」化した経緯なども興味深い。浪花屋と「およげ!たいやきくん」の関係や、更科蕎麦の複数店舗の成り立ちなど、街のディープなエピソードも多く、散歩のお供にちょうどよい一冊。2026/04/29
templecity
9
麻布エリアに13年住んだことがきっかけで目に留まって手に取ったが、色々知らないこともあった。陸の孤島と呼ばれた麻布十番であるが、実は日比谷線が計画された際に地下鉄の駅ができることに反対して実現しなかったとか。その代りに発展したのが六本木。麻布十番に地下鉄の駅が出来たのは日比谷線開通から37年後。今はしっかり発展した麻布十番だが、昔は古き良き街並みだったのであろう。あのマハラジャもあったとか。 2019/10/09
k_jizo
0
★★地下鉄開業まで陸の孤島と呼ばれた麻布十番の詳しい歴史 日比谷線反対から大江戸線、南北線開業まで、面白かった2020/01/25
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