内容説明
たった1分の片づけで仕事・勉強に全集中! あなたの部屋を最高の作業環境に変える、科学的で新しい「整理・収納術」。テレワークが当たり前になったいま、ビジネスパーソンには、自宅にいてもオフィスと同じように生産性の高い働き方が求められています。また、ビジネスパーソンに限らず、短時間で集中して作業を遂行する環境はだれもが欲しいと思っているのではないでしょうか。本書でご紹介するのは、自宅作業の集中力を高めるための部屋の「片づけ術」です。片づけに関する書籍で扱われる、「ていねいな暮らし」や「豊かな生活」ではなく、「作業の集中力を高めること」に目的を絞り、それに向けたメソッドをまとめています。仕事や勉強に忙しい日々を送っているあなたに向けて、手間暇をかけずに最短ルートで部屋が片づく方法を教えます。しっかりとした科学的根拠(エビデンス)を伴うメソッドなので、システムとして理解し、実践できます。継続し習慣化すれば、「リバウンド」を恐れる心配もありません。テクノロジーの進歩で、いまでは多くの仕事が自宅でもできるようになりました。一方で自宅の片づけに関しては、親の世代から大きく変わらず、アナログなやり方をしている方が大半です。効果が見えない片づけに時間をかけるのは非効率です! 新しい時代にこそ、いままでのやり方を変えるチャンスです。さあ、あなたの「片づけ」を、アップデートしましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kou
69
在宅で作業に集中するための片づけ術が書かれていた。使用頻度に合わせての収納術は、目から鱗だった。さっそく実践してみたい。2021/06/09
yasunon
65
相性:★★☆☆☆ 抜粋:週に1回以上使うモノしか、デスク周りには置かない。このルールだけ守ればいいのです。 所感:このジャンルの本は数冊読んだが、『収納・整理』に関するトピックは、出来ることが限られているので、どうしても、耳タコ情報ばかりになってしまう。かと言って、飛び道具的にサマリーポケットのレンタル収納スペースの紹介をされても、興ざめしてしまう。物を種類別ではなく、使用頻度別に整頓し、使用頻度に応じて収納場所を変えるというアイデアは参考になった。毎日5分の整頓、定期的に30分の整理・収納を継続したい。2021/12/22
とよぽん
49
科学的片づけメソッド37・・・全部出す、使用頻度別に分類、定位置を決め、使ったらもどす。これが全ての基本である。なかなかシンプルだが、著者が関係する会社の宣伝をしている部分があって、少々興ざめ。「デスクの上はデフォルトでゼロにする」って、私には一番インパクト大だった。2023/12/29
ニッポニア
42
参考になります。なんというか他の整理本との違いは、具体的かつ徹底的にシンプル。それが一番ですね。東大卒、なだけあり、論理的なのも、納得させて進むことで安心感が漂いますね。以下メモ。進行中の一つのタスクにだけ集中する。デスク上にタスクの残りの温床になっていないか。片付けは筋トレと同じ、こまめに繰り返すこと。平日は5分以上片付けしない。出す分ける決める戻すをひたすら繰り返す。引き算思考。整理は捨てるのではなく、分ける。インテリアにこるのは最後の最後。収納グッツは買わない。東大生の8割がリビング学習。2022/08/11
たまきら
39
おお、これは小気味がいい。断捨離とはまた違う、非常に合理的な片づけ本です。とるべきアクションは4ステップ。他にも同じ考え方の本があって、似たやり方を実践しているせいもあるんですが、とにかく娘が「そう!こういうことなんだよ!」と言い放ち、連休中祖母(夫の母)の家の片づけを開始。その収納の巧みさにばあば大喜び!日曜日には「さっ!やるよ!」とついに禁断の衣類整理(すごい衣装もち♪)を敢行。ごみ袋四袋分捨てた、と二人で大興奮でした。これからも色々なアイデアを採用して片付け上手に磨きをかけていってくれたまえ…。2022/09/26