内容説明
たった1分の片づけで仕事・勉強に全集中! あなたの部屋を最高の作業環境に変える、科学的で新しい「整理・収納術」。テレワークが当たり前になったいま、ビジネスパーソンには、自宅にいてもオフィスと同じように生産性の高い働き方が求められています。また、ビジネスパーソンに限らず、短時間で集中して作業を遂行する環境はだれもが欲しいと思っているのではないでしょうか。本書でご紹介するのは、自宅作業の集中力を高めるための部屋の「片づけ術」です。片づけに関する書籍で扱われる、「ていねいな暮らし」や「豊かな生活」ではなく、「作業の集中力を高めること」に目的を絞り、それに向けたメソッドをまとめています。仕事や勉強に忙しい日々を送っているあなたに向けて、手間暇をかけずに最短ルートで部屋が片づく方法を教えます。しっかりとした科学的根拠(エビデンス)を伴うメソッドなので、システムとして理解し、実践できます。継続し習慣化すれば、「リバウンド」を恐れる心配もありません。テクノロジーの進歩で、いまでは多くの仕事が自宅でもできるようになりました。一方で自宅の片づけに関しては、親の世代から大きく変わらず、アナログなやり方をしている方が大半です。効果が見えない片づけに時間をかけるのは非効率です! 新しい時代にこそ、いままでのやり方を変えるチャンスです。さあ、あなたの「片づけ」を、アップデートしましょう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
徒花
106
まあまあ。リモートワークの普及により、自宅などオフィス以外の環境で仕事をする機会が増えた人などに向けて、デスク周りの環境を整えることで集中力をアップさせることを目的とした一冊。イラストもそこそこあり、文章もわかりやすい。最大のポイントをまとめると、つまりは身の回りのアイテムの使用頻度を見える化し、使用頻度の低いものをいかにしてデスク周辺から除外していくかというのが大事っぽい。とはいえ、さほどひっかかるワードもなかったので、たくさんある片付け本の一冊、という感じ。2021/11/24
kou
69
在宅で作業に集中するための片づけ術が書かれていた。使用頻度に合わせての収納術は、目から鱗だった。さっそく実践してみたい。2021/06/09
yasunon
65
相性:★★☆☆☆ 抜粋:週に1回以上使うモノしか、デスク周りには置かない。このルールだけ守ればいいのです。 所感:このジャンルの本は数冊読んだが、『収納・整理』に関するトピックは、出来ることが限られているので、どうしても、耳タコ情報ばかりになってしまう。かと言って、飛び道具的にサマリーポケットのレンタル収納スペースの紹介をされても、興ざめしてしまう。物を種類別ではなく、使用頻度別に整頓し、使用頻度に応じて収納場所を変えるというアイデアは参考になった。毎日5分の整頓、定期的に30分の整理・収納を継続したい。2021/12/22
とよぽん
49
科学的片づけメソッド37・・・全部出す、使用頻度別に分類、定位置を決め、使ったらもどす。これが全ての基本である。なかなかシンプルだが、著者が関係する会社の宣伝をしている部分があって、少々興ざめ。「デスクの上はデフォルトでゼロにする」って、私には一番インパクト大だった。2023/12/29
ニッポニア
42
参考になります。なんというか他の整理本との違いは、具体的かつ徹底的にシンプル。それが一番ですね。東大卒、なだけあり、論理的なのも、納得させて進むことで安心感が漂いますね。以下メモ。進行中の一つのタスクにだけ集中する。デスク上にタスクの残りの温床になっていないか。片付けは筋トレと同じ、こまめに繰り返すこと。平日は5分以上片付けしない。出す分ける決める戻すをひたすら繰り返す。引き算思考。整理は捨てるのではなく、分ける。インテリアにこるのは最後の最後。収納グッツは買わない。東大生の8割がリビング学習。2022/08/11