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内容説明
業界専門誌を数多く世に送り出してきた「商業界」創業者・倉本長治。一社の創設者である彼が語る、「商業が存在する意義」。何気なく日々働く現代人に、「本当に働く意味・意義」を投げかける。
良き商売人とはなんなのか。良き商売人であるにはどうするべきか。
今もなお色あせずに語り継がれる倉本長治の50のことばを、現代だけでなく将来に渡って生き続けるよう再構成した座右の書。
「『食えるから』と言って、ほかの人の役に立つこともしないで生きていたいと考えるような人を私は軽蔑する。」
全50章で語られる、「商業」の意義とは。「商業界」が築いてきた、永久不滅の商業界精神の神髄が凝縮された一冊。
(※本書は2003/3/1に発売し、2021/1/1に電子化をいたしました)
倉本 初夫(くらもと・はつお)(1923年5月29日-2013年12月15日)
(株)商業界二代目主幹。1944年東京大学文学部卒業。一貫して真商人道の普及と商業の社会的地位の向上を提唱。商業界および商業界ゼミナールの創始者・倉本長治の後を継いで、商業界ゼミナールをはじめ各種の講演と執筆に従事。二世経営者の育成グループであるスパークル主催。主な著書に『倉本長治 昭和の石田梅岩と言われた男』『商人という生き方 愛のある商いと明日への精神』『日々のことば 決断のためのヒント』『商売十訓 21世紀を目ざす「商人の心」』。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Y2K☮
29
篠崎の「読書のすすめ」で購入。雑誌「商業界」の創業者・倉本長治氏の言葉を中心にまとめたもの。商売と金儲けの違いはそこに文化や地域社会に貢献したいという心があるか無いか。お客にとって善いことか否かという視点も大事。と同時に「お客様は神様です」的な旧来の考え方をやんわり否定している。主導権を握るべきは店側であり、それを当然と思える位の商品知識や情報、技術を持たねばならぬと。金儲けの為に客をおだてて陰で舌を出すよりもこの方が健全だ。基本仕事は楽しいものじゃない。でも利他の精神にやりがいを見出すのは幻想ではない。2019/01/09




