岩波少年文庫<br> プー横丁にたった家

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岩波少年文庫
プー横丁にたった家

  • 著者名:A.A.ミルン/石井桃子
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • 岩波書店(2020/12発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784001140095

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内容説明

おなじみのクリストファー・ロビンと仲間たちが住む森へゆくと,わたしたちはいつでもすてきな魔法の冒険に出会えます-.プーやコブタたちのところへ,はねっかえりのトラーがあらわれました.『クマのプーさん』の続編.

目次

ご解消┴1 プー横町にイーヨーの家がたつお話┴2 トラーが森にやってきて、朝ごはんをたべるお話┴3 捜索隊がそきしされて、コブタがまたゾゾに会うお話┴4 トラーは木にのぼらないということがわかるお話┴5 ウサギがいそがしく働いて、クリストファー・ロビンがお昼まえになにをするのかが、みんなにわかるお話┴6 プーがあたらしい遊戯を発明して、イーヨーが仲間にはいるお話┴7 トラーが、はねっかえりをなおされるお話┴8 コブタが、とてもりっぱなことをするお話┴9 イーヨーがクフロ荘を見つけて、フクロがそこへひっこすお話┴10 クリストファー・ロビンとプーが、魔法の丘に出かけ、ふたりは、いまもそこにおります┴訳者あとがき┴さし絵 E・H・シェパード

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たつや

44
プーさんの続編。見事なまでの、挿し絵と物語の融合。ページを開いた瞬間にプーさんの世界にはいれ、癒されました。2017/02/25

かめりあうさぎ

42
再読。前作から仲間も増えて、みんな生き生きとしていて楽しくて楽しくて仕方がないからこそ、最終章で切なくて泣いた。でも、プーさんもクリストファー・ロビンも百町森にずっといて、あの森にいけば誰もが必ず幼かった頃の自分とプーたちに会える。『クマのプーさん』を読んだら必ず読んで欲しい、続編どころか上下巻といってもいいくらいマストな一冊。2019/04/07

ハナコ

35
まえがきから、ちょっと寂しい気分になった。プーさん達とのさよならが早くて。でも、心の中の『森』に行ったら、プーさんは待っててくれる。コブタも可愛いし、イーヨーのじめっとした感じもおもしろい。2017/03/28

葵@晴読雨読

32
プーさん達の百森町での暮らし。ある時からクリストファー・ロビンの外出が増える。そして森の仲間たちとクリストファーロビンの別れ。でも、別れは永遠じゃない。いつもみなそこにいる。2019/03/07

らん

26
このたまらなく愛おしい世界が永遠に続いて欲しかった。子どもの頃に作った秘密基地から眺めた光景、交わした約束、訪れる寂しさの予感。何も考えずにただ過ごすしあわせに迫る現実の世界の広さ。あの時あの場所に心惹かれながらも歩み出さなければいけなかった自分を見ているようで切なく胸が締めつけられるようだった。でもクリストファーロビンとプーの笑い声があの森の魔法の場所ではきっとずっと続いていると思えるように、自分の中のあの場所も心の中では永遠なんだなぁ。気を遣いすぎない相手を思いやる気持ちが心地よく楽しさに浸りました。2023/04/22

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