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内容説明
伝説の家政婦・志麻さんが本当に伝えたかった“料理上手”になる方法!TVで大活躍の著者による、早く・無駄なく・おいしく毎日の料理を作るノウハウを詰め込んだ初の料理ルールブック。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
いつでも母さん
175
伝説の家政婦・志麻さん。既に何冊も出されているのね~TVでさり気なく素敵に料理される志麻さんを、いつも感心しながら「食べてみたい!」と思いながら拝見していた。この本は特別な事は書いてない。ちょっとしたこと、ちょっとした工夫を自然体で書かれている。この齢になると自分のルールで馴染んでしまった手順や料理ばかりの私だけれど(汗)全部取り入れよう!ではなく、出来そうな所だけでも取り入れるといいと思う。私の場合…まずは調理器具の断捨離からかな。2021/02/12
Kei
73
特に難しくはなく、平易な言葉で、やさしく極意を述べます。意外と、料理研究家の方々は、豪邸でこだわりの台所。有名番組の画面越しの志麻さんからは、その片鱗すら感じられず、普通で、とても好感が持てます。家政婦先のどんなお宅でも、おもねることなく、淡々。その姿勢は本作でも。自然体で背伸びすることなく、しかし、応用力をもって、料理に挑む。誰にでもできて、誰にでもできることではない。だから、伝説の家政婦さん。2021/02/09
ゆきち
68
志麻さんの台所しごとの考え方って好きです。本書では「なぜこうするのかを考えながら行う」ことを知ることができます。料理だけでなくいろんなことに大切なことですが、特に台所しごとは頭脳労働だと思います。冷蔵庫に何があるか、何から先に使うべきかを考えながら行う管理能力も必要ですし、食べる側の栄養を考えることも必要です。そのほかにも時間配分や、見た目などなど、本当にいろんなことを考えながら手順よく手早く作ることが大切ですが、それらをどう楽しみながらラクしながら行うと良いかが志麻さん流に分かりやすく書かれていました。2023/07/05
ぶんこ
57
読んでみて「凄い!頭がいい人」と感じ入りました。還暦をとおに過ぎているのに「焼き色が付くまでは動かさない」と知ってはいたものの、何故かとは考えたこともなかった。この考えなかったことで、全く応用が効かなかったと判明。鍋と油を温めながら野菜を切る。炒めたり煮たりの間に洗う。志麻さんは常に考えながら動いています。野菜を炒めるのも、炒めた後にザルにあげて水気を切るなんて、目から鱗でした。塩をふるも、肉や素材の厚さによって加減する。当たり前なのに、考えもしなかった。読むだけで頭の体操になりました。2022/03/03
アイシャ
40
メディアから漏れ聞く噂のスーパー家政婦タサン志麻さんの本。サブタイトルが私の心を捉える。食事作りは毎日必須の家事の一つ。少しでも楽に、美味しいものを作りたいと思うからこれは刺さるよね。うまいなぁ。よその家のキッチンで、三時間で15品作る志麻さん。それは15年のフランス料理人としてキャリアが裏打ちする事だったとは。私はレシピを読むのが好きで意外とこれは家でも作れるんだと発見するのも好き。でもレシピ通りやるだけでは自分のものにならないのも良く分かってる。工程一つ一つはなぜ必要なのか考えることが必要なんだね。2021/08/31