リリィ・トライアングル（１）

著者名：ツナミノユウ【著】

講談社（2020/12発売）

• ISBN：9784065219317

内容説明

崇めたい！　護りたい！　無下にされたい！？　『ふたりモノローグ』『つまさきおとしと私』のツナミノユウがおくる、トライアングル百合コメディ！

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[こぼこぼ]

登場人物が揃って面倒臭い性格。だが，そこが良い。変装した獅子王会長が眼福である。

2020/12/12

[クロユリ]

前作ふたりモノローグが好きだった方には絶対に読んでほしい百合マンガ。三角関係と銘打ってるのでどれくらいドロドロした作品なんだろうと読んでみると思いのほか読後感がさっぱりとしていてむしろ読みやすい作品でした。どちらかというと恋愛感情というよりまだ友情に近い関係性ですが百合マンガと明言しているのでこれからどうなっていくのかとても楽しみです。ふたりモノローグのときのような毒々しさもまだみられませんが片鱗はそこかしこで見えているので次巻以降ではいろんな意味でドロドロしていくかも笑。雷帝院先輩かわいい

2020/12/15

[ぷほは]

『蝉丸残日録』では現代のザムザによる横着がシュールな色合いで描かれていた。前作『二人モノローグ』では互いの全く制御できない感情の奔流がすれ違い、ぶつかり合いながら収斂していった。そして本作では三人の推し・推される『饗宴』のアガトン・ソクラテス・アルキビアデスのような関係の強度が誰に止められることもなく、倍加していく。しかも本作は次巻で完結するというのである。三巻で終わる三人の物語、これほど美しいバカバカしさに彩られた作品も珍しい。あとがきで今のコロナ禍について触れられている。数年後、そちらはどんなご様子？

2021/05/15

[らざあし]

周りがどんどん落ち着いていく中で美虎だけが怪物としての深度を深めていく。

2020/12/13

[かやま]

表紙の服装からどこが舞台かわからなかったけど普通に現代日本だった。ウテナかよ。この人の作風やっぱり楽しい。モノローグ多用する辺りとか。考えがわかるのにわからんのよね。

2021/01/28