内容説明
日本航空のキャンペーンガールや、クラリオンガールに選ばれるなど、芸能界で華々しく活躍していた著者は、21歳にして芸能活動を引退し、新庄剛志を支える「裏方」としての人生を選ぶ。パートナーをスターにするための覚悟や新庄との知られざるエピソード、ライフワークである「食」と「健康」をテーマにした再出発など、今だから語れる、全力で夢を追い続けるモデル・タレントの初手記。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
みーなんきー
17
著者は新庄選手の元妻で、内容の大半は新庄の話、2人の出会いや、どれだけ彼を支えているか、相思相愛の夫婦のような内容だが、本のタイトルや表紙に彼の名前は一切ない。確か離婚したような?とネットで確認したほど、現在進行中の夫婦のような描写、そして何かを書く毎に、私はそのために資格も取ったし、最高のもの彼に与えていた、と完璧な妻を主張…に、違和感あり。その解は、多分最初のページにある通り彼のプロ野球に再挑戦の文字。つまり話題になった途端元妻へのオファーがあり、彼女が話したものをそのまま本にしたのでは?と思う。2020/12/16
史
2
この本が2020年まで刊行されなかったその意味。そして今年ビッグボスが誕生した意味。思うにスーパースターが一つのスーパースターでなれなくなったからこその引退であり、雌伏の時であり。この本は一つの星が煌めき輝きくすんでいく物語である。そしてその物語はまた、新しい星を見出していく導入でもあるのだろう。2021/11/09
らいく
2
日ハム新庄新監督の就任会見を見て、そういえば去年元奥様が本を出していたかも?亅と読んでみました。今もお綺麗で美ボディの筆者が、奥様こそアスリートのような生活をされてきたなんて。人生の分岐点で半生を振り返った時、出版のタイミングが元夫の現役復帰とタイミングがあってしまったんですね。本の出版時期も結婚生活も色眼鏡で見られがちですが、内容は壮絶。芸能界を引退してまで、裏方として彼をささえ続けたお話です。特にアメリカでの活躍は、内助の功なしではあり得なかったでしょう。2021/11/07