内容説明
わたしたちの手。手は毎日色々なことをします。手は楽器であったり、手で話すことができたり、点字を使えば手で読むことができます。不安や悲しいとき、手を握ってもらうと心が落ち着きます。手の多様な世界を描きます。
著者等紹介
浜田桂子[ハマダケイコ]
1947年埼玉県生まれ。桑沢デザイン研究所卒業。田中一光デザイン室でグラフィックデザインの仕事に従事。日本児童出版美術家連盟会員。桑沢デザイン研究所講師。東京都在住(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
chiaki
32
そっかぁ人間ってこんなに自分の手や誰かの手に頼って表現して生きてるんだ〰️、手の持つ役割の多さに大人ながら改めて気づかされることが多く感動しました。そこに温もりもあるから、手はまるで心を映す鏡のよう。『もしかしたら ては こころが でたり はいったり するところ なのかもしれない。』最後の一文が素敵。少人数向けだけど、これは大勢にも読み聞かせが出来るように練習したいな。2020/10/08
アクビちゃん@新潮部😻
30
【図書館】ブックトークの先生、小4で点字に触れるのでオススメ本。手には、本当に色々な事が出来るんだなーと、改めて思いました。私は、料理を作ったり掃除したりしてるけれども、想いを伝える表現としては、あまり使ってないかもな… もっと、子どもをハグしたり、たまには旦那と握手してみるか(笑)手話や点字を習いたい~と、思っていたので、益々と習いたくなりました。2017/09/15
gtn
26
手にはいろんな役目があるという著者の意図は分かる。だが、「手拍子すれば楽器にもなる」「両手をぴったり合わせればコップにもなる」と言われても、そうだそうだと頷けない。私の職場に手の不自由な方がいるから。重い物を運んだり、分厚い書類をホッチキス止めしたりと、当然のお手伝いをしているが、その度に「済みません」と詫びられ、切なくなり「そんなこと言わなくていいです」と返している。著者は、様々な方の顔が脳裏に浮かんでいるか。2023/02/03
ふじ
15
読書感想文の書き方本から。「手」の持つ力をこれでもか!と味わえる絵本。なんてったって隅のページ数すら指で表してある。みんなが持つ「手」が人に幸せを与えられる、と思うと見る目が変わるね。2019/06/30
anne@灯れ松明の火
15
(再読)遠い方で。じゃんけん絵本をつくるための参考に、「手」の絵本。「手」ができることって、こんなにたくさんあるんだ! そして、とってもあったかいものなんだ。さあ、手を出して! 一緒にやってみよう。つないでみようよ。2014/07/29
-
- 和書
- カルトか宗教か 文春新書