講談社文庫 最終ひかり号の女

著者名：西村京太郎【著】

講談社（2020/12発売）

• ISBN：9784061852389

内容説明

最終ひかり号個室に男の死体！　傍に香水の残り香が！　性感あふれる旅行推理傑作集。消えた美女の謎に悩み、噂の美女を追う、十津川警部の奮闘――東京駅発の最終ひかり号グリーン個室に、毎晩、美女が乗る。ある夜、そのひかり号個室で、会社社長が殺された。現場には、香水の妖しい残り香が……。謎の美女が、その夜限りで消えたのを知り、彼女こそ事件の関係者と確信した十津川警部は、ある秘策を実行に移した！　絶好調のトラベル・ミステリー傑作集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[あつひめ]

新幹線ひかり号つながりで２冊続けて読んだ。この時の西村さん、中原みどり、中西みどりと「中」と「みどり」がつく名前がお気に入りだったのか？読んでいてあれ？私読み間違えてる？と思って見比べてしまった。ＪＲになってからの作品も西村さんの乗り物と殺人の組み合わせは日ごろ旅をしない私にもバーチャル旅を体験させてくれた。そういう楽しみ方を今回もできた。

2024/06/06

[エヌ氏の部屋でノックの音が・・・]

「勝手に列車祭」第１６３弾。この本は１冊あり、文庫コレクション３２４冊目である。１９９２年１２月１５日　初版。。。最終のひかり号に二日連続で乗る女を我らが十津川警部が目撃する。不審に思っていたらその「ひかり」で殺人事件が起こる。そこに香水のにおいが！どこかで読んだ記憶があるがいいとして、短編集で４本収められている。

2017/10/26

[kenkou51]

短編4作品（スーパー特急「かかやき」の殺意、石勝高原の愛と殺意、愛と殺意の中央本線、最終ひかり号の女）十津川の大学の同級生は出てくるたびに犯人になっているなと思った。

2013/03/11

[仲博幸]

姉を自殺に追いやった男への復讐を胸に、毎夜「ひかり」に乗って探す女。他短編3

2012/04/04

[しょー(・д・ )]

短編集

2023/07/08