講談社のお料理BOOK<br> イタリア薬膳ごはん 体の不調とおさらばできる

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講談社のお料理BOOK
イタリア薬膳ごはん 体の不調とおさらばできる

  • 著者名:中村浩子【著】/新田玲子【協力】
  • 価格 ¥1,155(本体¥1,050)
  • 講談社(2020/12発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 300pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065218143

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内容説明

※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。

★長寿国イタリアの家庭料理+薬膳食材の効能で、おいしく食べて健康に体を整えるレシピ読本
イタリアでの薬膳的考え方とは?

1. 古代ギリシャのヒポクラテスと、アラブの医師の「薬食同源」という考え方をイタリア料理はうけついでいる。これは薬膳と同じである。

2. 薬膳は陰陽の考え方に基づき、自然界と調和して体調を整える。
季節に合わせた食事を大切にし、楽しむ点が、イタリア料理と共通する。

3. 薬膳の食薬でイタリア料理に使われているものがたくさんある。
あさり、イチジク、栗、小麦、蜂蜜、ほたて、松の実、クローブ、フェンネルなど(日本でもなじみのある食材)。

4. イタリア料理とも共通する薬膳の食材には、「温」「熱」「平」「涼」「寒」の性質があり、酸味、苦味、甘味、辛味、鹹味、淡味の六つの味とともに、自然の変化に合わせて人の体を整えてくれる。

5. 地方料理の集まりであるイタリア料理は、土地の気候や風土と密接につながっている。温暖な南イタリアでは、体を冷やすオリーブやトマトを料理に使う。小麦のパスタは「冷」性で、体を冷やす性質をもつので秋冬にパスタばかり食べるのは要注意! 薬膳の理論にかなっている。

6. 薬膳で食薬とされるオリーブ、穀物、野菜、肉と魚、柑橘類、チーズ、ハーブを食べる南イタリア料理は、11世紀には「サレルノ養生訓」としてまとめられ、健康によい食生活として勧められていた。

→ 20世紀になって、南イタリア料理が心疾患を予防するという論文が発表され、南イタリア料理が薬膳と同じく疾病予防効果をもつことが実証された。

イタリア料理と薬膳の共通点を探りながら、日本の春、梅雨、夏、秋、冬の五季に合わせて体調を整える「養生イタリア料理」と、不調な症状や体質を改善するための「体調改善イタリア料理」を紹介する。
また、現地取材による医食・おばあちゃんの知恵袋も写真を交えながらコラムで紹介する。

「病気を治すタイミングは未病のときである」。
おいしく簡単で彩り豊かなイタリアの料理によって、働く女性たちに体質の弱点を改善し、病気を予防しようと願う健康読本。

昨今の自然派ワイン、薬膳教室やオーガニック料理教室、イタリア薬膳料理店の人気上昇から、食材の力と効能によって健康になりたい人のための本である。



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目次

第1章 養生・体調改善イタリア料理レシピ

五季の説明とおすすめ食材一覧
季節のブルスケッタのレシピ
春のメニュー/梅雨のメニュー/夏のメニュー
秋のメニュー/冬のメニュー

疲れ 症状の説明とおすすめ食材
牡蠣のオイル煮/ 栗と白いんげんとにんじんのミネストラ/ムール貝とじゃがいもの重ね焼き
不眠 症状の説明とおすすめ食材
アスパラガスとホタテのクリーム煮/あさりとドライトマトのスパゲッティ/牛肉のマスカットソース
うつ 症状の説明とおすすめ食材
スナップエンドウのオレンジ風味/ほうれんそうクリームのフジッリ/きのこ風味のスカロッピーネ
風邪 五季の風邪の説明
ねぎのスープ、ミント入りくず湯(春)/コーンスープ(梅雨)/スイカゼリー(夏)/洋梨とアマレット入りカモミールティー(秋)/生姜紅茶(冬)
冷え性 症状の説明とおすすめ食材
えびとパプリカのソテー/魚介のスープ鍋/仔羊のカリカリ香草パン粉焼き、スパイシーホットワイン
便秘 症状の説明とおすすめ食材
リコッタとほうれんそうのニューディ、マチェドニア/かぼちゃのペンネ/鶏肉の小悪魔風
生理痛 症状の説明とおすすめ食材
ビーツのスパゲッティ/サーモントラウトの紙包み/ヴェネツィア風レバー
第2章 イタリア料理で養生できるわけ
1. イタリアに千年以上前からあった食養生
2. 修道院にうけつがれたハーブ療法と薬酒
3. 健康によいと認められた地中海式食事
第3章  日本に合ったイタリア料理で健康になるには
1. 地中海式食事に取り入れたい東洋の考え方
2. 薬膳を取り入れたイタリア料理で健康になるには

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

のんぴ

34
#NetGalleyJP 中華料理だけでなく、世界各国の料理で、薬膳ごはんは作れるのだとわかった。旬の食材、食材の持つ薬効、それらを使ったレシピ。季節ごと、不調ごとに紹介されている。体の調子を整えるのに食は重要。チーズは体内の水分を増やすから、梅雨時は控えたほうがよく、パスタは身体を冷やすので、冬はリゾットの方がいいらしい。私はどこも不調はないけれど、イタリアンは大好きなので、おいしそうなレシピがいろいろあった。2021/01/05

halucaca

0
薬膳とイタリア料理という、意外だけど説得力のある組み合わせ。どちらも栄養価の高い食材に恵まれた文化圏の知恵が豊かに蓄積されている。図書館で借りた本だけど、紙の本として持っておこうかずっと迷ってる。2023/04/01

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