内容説明
“世界でもっとも貧しい大統領”ウルグアイ第40代大統領ホセ・ムヒカ。その妻は、国会議員のルシア・トポランスキー。ムヒカに寄り添い、いつも穏やかな微笑みを浮かべる彼女だが、かつてはゲリラ戦士だった。裕福な家庭の娘として育った美少女が、なぜ革命家になり、どう今に至るのか。信念の女性ールシアの波乱万丈な人生を追った一冊!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kawa
11
その質素な暮らしぶりから「最も貧しい大統領」と評されたという、ウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカの婦人ルシア・トポランスキー氏の波乱万丈な人生を描く評伝。世の中には、知られていないけれど凄い人がいるものだなと思う半面、彼女をして何故にそこまでの行動に至ったか、もうちょっと肉薄して欲しいところ。2017/06/25
ゆうゆう
5
最も貧しい大統領のフレーズで知ったホセムヒカ氏の奥様。身なりよりも人のため。シンプルイズベストの人。人のため国のため、信念を貫くとドラマチックな人生になる。40歳すぎるまで刑務所で過ごしていた夫婦が、その後大統領になるとは、自分よりも国のために尽くす姿勢は変わらなかったからか。政権が変われば、罪にも正義にもなる。2017/10/26
りんふぁ
3
「信念」という言葉に惹かれ借りた。まさに信念。愛する人と共に居たいから、ともに成長していただけ、ってかっこいい。政治家ではなく、社会活動家。写真は若かりし頃で目つきが鋭いが、中身は愛に溢れてる女性だった。2017/07/16
一彩
1
「聞かれもしないのに,自ら進んで発言することもないでしょ」なんて強い人間性2017/05/20