内容説明
徹底して芸術に捧げられたその音楽人生を展望し、「さすらいびと」シューベルトに想いをめぐらせる。現代の私たちに、不思議な魅力の送信を続けているこの人の奇蹟―人生わずか31年、作品はおよそ1000曲。しかも、その音楽は…。
目次
第1部 シューベルトの生涯(出生・父母―生い立ち;羽ばたく音楽―一八一四年 ほか)
第2部 シューベルトにおもう(「ベートーヴェンの後で」!;「憧れのワルツ」は誰の作? ほか)
第3部 シューベルトの遺文(日記;詩 ほか)
おわりに シューベルト像の基礎(育ってきたイマージュ;オペラはまだ未知数?)
著者等紹介
前田昭雄[マエダアキオ]
1935年、東京生まれ。東京大学文学部、同大学院にて美学美術史を専攻、1961年よりウィーン大学にて音楽学を学び、1967年、哲学博士の学位を得る。1985年、ドイツ学士院より「新シューマン全集」編集主幹を委嘱さる。1987年、ハイデルベルク大学にて教授資格(Habilitation)取得、以来、チューリヒを本拠に、ベルン、バーゼル、ミュンヘンの各大学にて教鞭をとり、1997年、ハイデルベルク大学教授となる。2004年現在、大阪芸術大学教授、ウィーン大学名誉教授、国立音楽大学招聘教授。ウィーンおよび東京在住。スイス音楽学会理事
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