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内容説明
2015年7月に発売し、ベストセラーとなった『世界でもっとも貧しい大統領 ホセ・ムヒカの言葉』に続く第2弾。今や、その生き方や言葉は人類の財産になろうとしているウルグアイの元大統領ホセ・ムヒカ氏。2016年春、日本を訪れたムヒカ氏は日本でもさらに注目されましたが、本書は、ウルグアイでのムヒカ氏本人への単独取材も含め、現在の日本人の心に響く名言を集めたものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
リッツ
24
先日終盤ではあったがTVでムヒカ氏の記録映画を観た。その時の言葉が日頃胸にわだかまっている事を言い表されたようで、即図書館の検索をかけて本を借りた。生活に大きな不満が無くても不安を抱いてしまう社会。人として日本人としての誇りを思い出し満ちるということ、他者を思いやること、これからの世界を作る若者に届いてほしい言葉がたくさんあった。2022/10/02
なつ
23
『他の人に強制することなく、他の人の考え方を阻害することなく、それぞれの考え方を尊重した中で、自分たちのやりたいようにできること。それが自由です』『あなた自身を幸せにするものを探してください。それから、他の人を幸せにすることを考えてください』『憎しみのうえに、善きものは決して築けない。異なるものにも寛容であって初めて、人は幸せに生きることができるんだ』この3つ、全部自分に言われているように感じた。自分が今好きなことができている毎日は陶芸の恩師と陶芸仲間の年下友人が願い続けて叶わなかった毎日。絶対忘れない。2021/02/15
はみ
10
ムヒカ元大統領の言葉は胸に響きますね。雲の上のような人にも感じるのに、エピソードを読んでいるととても身近に感じることができ、それこそが心に響く要因な気がしました。彼にもダメなところや、批判されるような面もあるとは思いますが、地球の裏側の笑顔が素敵なペペさんをとても尊敬します。「“裕福”な人は、人からの愛に満ちています。」2016/10/09
ワッピー
9
もともとは別の本を読もうと思っていましたが、たまたま縁あってこの版を手にとりました。今まであまり知らなかったホセ・ムヒカについてさらっと読め、かつ共感できる言葉が多く得をした気分です。市場に支配されて、必要もない物を追いかけることを幸せと思わされているというのは耳の痛い指摘です。大統領というよりは市井の思想家のような印象ですが、ここしばらく鬱々プチプチしていたワッピーにとって清涼剤になりました。2017/02/23
イボンヌ
8
言葉の力を信じたいと思います。ムヒカさんの、主に日本人にあてた発言などが収録されています。2017/01/25