内容説明
2008年以降のインターネット上のプライバシーおよびプライバシー侵害類型としての個人情報保護問題に関する膨大な裁判例を収集・分類・分析したうえで、実務での判断基準、メディア媒体毎の特徴、法律上の要件、紛争類型毎の相違等を、想定事例に落とし込んで、わかりやすく解説する。「名誉毀損」に続く好評シリーズ第2弾!
目次
はしがき
はじめに
1 インターネットの普及によりプライバシー法理論は変容したか
2 インターネットの特徴毎の留意点
3 本書の構成
第1編 総論
序章 はじめに
第1章 ・インターネット上のプライバシー侵害の見取り図
1 相談事例
2 問題点
第2章 プライバシー法の概要
1 はじめに
2 プライバシーとは何か
3 プライバシー法の基本構造
4 刑事法によるプライバシーの保護
第3章 サービス毎の特徴
1 はじめに
2 ウェブサイト
3 ブログ
4 User Generated Contents(UGC)
5 メール
6 SNS
7 リンク・転載
8 インフラ化
第4章 ・インターネット上のプライバシー侵害に関する手続法概観
1 はじめに
2 プロ責法
3 削除請求
4 開示請求・ログ保存請求
5 損害賠償請求等
6 プロバイダの責任
7 刑事告訴