内容説明
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介護職の「知識」を「実践力」に変えるシリーズ。「リスク予防」では、利用者との日々のかかわりのなかで起こるけがや事故につながる要因と、その予防のために介護職がとるべき対応を解説。利用者への対応や介護場面だけでなく、薬や感染、環境整備上のリスクにも触れる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
更紗蝦
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移動とか姿勢とかの身体面での介助に関しては、介護士側の注意力と技術力でリスクを下げることは可能ですが、被介護者側のメンタルの問題、特に、「介護を受けるのは屈辱」と感じてしまっている場合の対策法は、実質、ないも同然なのでは…と思ってしまいました。「タイミングや気分を変える」「ゆとりを持って接する」「想いをくみ取る」等のアドバイスは、「介護のされ方」に不満がある場合にのみ有効なのであって、「介護されているという状況」に不満がある場合は、対処のしようがありません。介護問題で一番やっかいなのは、そこなのでは…?2022/04/15