誰がメンズファッションをつくったのか? 英国男性服飾史

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誰がメンズファッションをつくったのか? 英国男性服飾史

  • ISBN:9784866471297

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内容説明

「イギリス版『AMETORA』。大推薦!」――デーヴィッド・マークス(『AMETORA』著者)
「メンズウェアに関する最良の1冊」―― ニック・サリヴァン(「Esquire」(エスクァイア誌)カリスマ編集者)

60年代のファッション革命を可能にした、店主、店員、仕掛け人、デザイナー、ロックスターたち……。
メンズファッションをケーススタディに、伝説のロックジャーナリストが、流行の変遷を詳述した傑作ノンフィクション。


保守的な紳士服業界が変わっていくさまと、変革の時代を創造し、サバイブした人びとに焦点を当てた名著。
英語版は10万円以上で取引されてきた書籍『Today, There are No Gentlemen』が、ファッション大国ニッポンで復刊!

<目次>
解説 文化がどのように変化していくのかを60年代をケースにたどった名著
W・デーヴィッド・マークス

序文 流行はどこからやって来るのか?
1章 戦前――ダンディ、耽美主義者、ボヘミアン
2章 セシル・ジーとチャリング・クロス・ストリート――ファッションを生み出した男
3章 ニュー・エドワーディアン――過去への回帰
4章 テッズ――ティーンエイジ・カルトの誕生
5章 サヴィル・ロウとメイン・ストリート――おしゃれに見えすぎてはいけない
6章 イタリアン・ルックとカジュアルウェア――黄色い靴下はもう流行(イン)じゃありません
7章 チェルシー――ファッションの中心地への歩み
8章 カーナビー・ストリート――ブティックの誕生とビートルズ
9章 ハーディ・エイミスとピエール・カルダン
10章 モッズ――カルトから流行へ、そして……
11章 長髪とミック・ジャガー
12章 ダンディたち――上流階級の新しいエリート主義
13章 〝男性ファッション〟の登場
14章 大衆向けファッション――変化はチェーン・ストアから
15章 カーナビー・ストリートの現在――観光客のほかにだれが買う?
16章 ヒッピー――カルトからビジネスへ
17章 デザイナー――現代のまじない師たち
18章 英国のヒッピー――アメリカ人による模倣の模倣
19章 キングス・ロード――洗練された観光地として
20章 マイケル・フィッシュの影響――最後のスウィンギング・ロンドン
21章 スキンヘッド――労働者階級の反動的ファッション
22章 緊縮――無意識に変化する人々
23章 サヴィル・ロウの現在――消えゆく職人たち
24章 新しいスーツを買うたびに
索引

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スプリント

10
なじみのない言葉の洪水に押し流されながらも 当時の社会情勢とファッションの変化を連結しながら理解を深めました。2021/12/29

vonnel_g

4
エドワード朝から始まる英国の男子服飾史。71年刊行の本の復刊ということで、まだマーク・ボランが生きてインタビューに登場していたりする。原題の今日び紳士はもういない、というのは文中に登場する服飾店主の嘆きだけれど、いつでもそんなことを言う人はいるものだなと思う。お金があって初めて庶民のファッションが隆盛し、緊縮で衰退したというのは今の日本も同じだな。2021/01/18

Yoko Kakutani 角谷洋子/K

3
全体的に古めかしい感じもし、パンクファッションへの指摘もないし、ビートルズが『Abbey Road』のジャケット写真で着ているスーツはトミー・ナッターのデザインという訳注も誤りですが、著者が音楽評論家なだけあって、音楽とファッションの結びつきに対する文章は熱度が高い。皮肉の効いたエッジの鋭い指摘も面白かった。2021/03/31

tekka

3
「ファッションはつねに、その前に起こったことへの反動である。」2021/02/13

Go Extreme

2
流行はどこからやってくるのか?:戦前ーダンディ、耽美主義者 ボヘミアン セシル・ジー ニュー・エドワーディアン テッズ サヴィル・ロウとメイン・ストリート イタリアン・ルックとカジュアルウェア チェルシー カーナビー・ストリート ハーディ・エイミスとピエール・カルダン モッズ 長髪とミック・ジャガー ダンディたちー上流階級の新しいエリート主義 男性ファンション 大衆向けファッション ヒッピー デザイナー 英国のヒッピー キングス・ロード マイケル・フィッシュの影響 スキンヘッド 縮小0無意識に変化する人々2021/01/09

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