内容説明
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200年以上前の数学者トーマス・ベイズが考え出したのが「ベイズ統計学」。簡単にいえば、何かを予測する際、これまでの経験や情報、すでに起きた過去の事実などを材料とし、それらを数量化し、次々に加味していくことで予測(確率)の精度を上げようとするもの。明日の天気、株価、企業や人間の意思決定などを判断していく際に有効活用されています。具体的な例題も豊富な本書は、専門書はとっつきにくいけれども数式のない入門書では物足りない、これから本格的に学んでいこうとしている読者にとって最適な「入門書」です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
15
意味がわかるというほどわかりやすい本ではなかったですが、スパムメールの判定や病気の罹患率などを推定できるベイズの定理。以前仕事でスマホの位置推定のプログラムを作っていたときに、ベイジアンネットワークを使ったことを思い出しましたが、驚異的な武器になります。2018/09/09
Thinking_sketch_book
14
★★★★☆ ベイズ統計を学びたくなり、何気なく図書館で借りたが例題が豊富で基礎的な理解を得やすい良い本でした。一方で後半は展開も早く、同じ量の例題や続編を作ってくれるとなお良かったのです。それでも個人的には前半の印象が強く非常に嬉しい1冊でした。 特に例題内容に尤度関数、モンティーホール問題、事後確率、ベイズ更新を扱ってくれているのが嬉しかった2018/04/11
takajisanta
5
ベイズ統計学を勉強したくてまず手に取った一冊。例題が多く入門書として解りやすかった。次は実際に自分でEXELで解いてみてより理解し活用していきたい。2016/11/05
Ujiro21
4
例題を通してゼロから分かりやすく解説されている。公式が与えらている前提で問題が作られており、実践的な例題が多く素人でも取り掛かり易かった。数式を追っていくのは、中盤あたりから時間がかかるけど、飛ぶことはないので信頼して読める。誰かと確率の話がしたくなる。統計的に出されたデータの意味を考えたくなる。そんな一冊2019/06/19
kerokeropoltupo
3
教養書(一般向け)と入門書(学問的な意味)をつなげるレベルの本にみえる。ベイズの概要を説明し、若干理論的な側面にも踏み込んでいる。特に数学を準備する必要はないが、数式アレルギーがあると十分咀嚼できなかもしれない。私自身ベイズには詳しくないので比較できないが、読みやすいように思えた。2016/06/15
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