内容説明
ネイティブの感覚や意識に焦点をあてて、徹底的にわかりやすく解説した英文法の入門書です。私たち日本人にとってつかみにくい動詞の時制・助動詞・前置詞・冠詞などについて、なぜそうなるのかについてきちんと答えた本。ネイティブはどのような感覚でその英文の形を使っているのか、前置詞はどのように使い分けているのか、冠詞の心はどのようなものか、などがわかれば英語の世界をより自分のものにすることができます。英語の感覚がわかれば英文の微妙なニュアンスや伝えたいことが深く理解できます。英語感覚がぐっと身近に感じられるようになる刺激的な一冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
俊介
11
もっとディープな英文法の解説書を期待してたが、割と基礎的なことが多かった。それでも発見はたくさんあった。考えてみたら、基礎をきちんと理解できてないから自分は英語がなかなか上達しないんだなと思い知った。著者独特の感覚的な表現も分かりやすい。特に、仮定法の章は面白かった。日本語でいう敬語に代わるものとして仮定法は日常会話でも多用されるようだが、それは文法というより文化として興味あるな。丁寧な依頼として、「仮にでも、あなたが○○してくれたらなぁ」という表現方法とか、英語って結構奥ゆかしい言語なのではと感じた。2021/07/11
ソーニャ
3
今の時代英語の感覚を解説してる本は多いけど「理屈で」と銘打ってるのが面白そうで読んだ。 文法事項をほぼ網羅していてボリュームがあり、1人の同じ視点から全体を説明してもらえるのが良い。ただその分解説が簡単になって駆け足のところもある。 初学者、文法に苦手意識を持っている人に読んでもらえるために文体やフォント含め易しく書こうとしているのが感じとれるが、文法書である以上ごく簡単な用語はでてくるので、その時点で脱落してしまう人もいそうなのがもったいないが致し方ないところではある。2018/11/26
月島のん
2
ボリュームもあり、読み応えのあるものだった。なかなか分かりやすく良かった。2017/09/13
HK
1
私には合わない本でした。英語感覚を理屈ではなく、感覚で説明しています。概して、感覚は分かる時はとてもよく分かるのですが、そうでない時が多くて、説明としてはあまりよくありません。もっと良い本は、沢山あります。2018/09/25
入江・ろばーと
1
一つひとつのトピックが簡潔にまとまっていて、読みやすい。2016/08/05