日本経済新聞出版<br> 日本経済の長期停滞 実証分析が明らかにするメカニズム

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日本経済新聞出版
日本経済の長期停滞 実証分析が明らかにするメカニズム

  • 著者名:小川一夫【著】
  • 価格 ¥4,950(本体¥4,500)
  • 日経BP(2020/11発売)
  • ポイント 45pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784532135102

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内容説明

○バブル崩壊後の日本経済について精力的に研究を積み重ねてきた実証分析で定評のある著者が、アベノミクスの下でも低空飛行を続け、コロナショックにより一層深刻度を増す日本経済の長期停滞のメカニズムを徹底分析します。需給両面の分析を通じて停滞の根本要因が消費低迷にあることを明らかにし、成長軌道を取り戻すためには消費を抑え込んでいる将来不安の解消、信頼できる社会保障制度の構築、非正規雇用抑制・正規雇用拡大への政策が重要であることを説きます。

○これまでも日本経済の長期停滞についてはさまざまに議論されてきましたが、分析の多くが供給再度=企業行動の解明にとどまり、需要サイド=家計消費に関する本格的な分析は少ないまま。本書は両サイドの分析を行い、なぜ、アベノミクスが期待されるような効果を発揮しなかったのか、どこに政策面での課題があるのかを明らかにします。

目次

第I部 日本経済の供給サイドはどう変わったのか
第1章 企業行動の概観

第2章 「失われた10年」からの脱却

第3章 設備投資はなぜ収益性に反応しないのか

第4章 経済成長の長期見通しと企業行動

第5章 企業による経済見通しの決定

 第II部 日本経済の需要サイドはどう変わったのか
第6章 家計の意識と消費行動

第7章 『家計調査』から見た家計行動

第8章 家計は公的年金制度をどうとらえているのか

第9章 公的年金制度と家計の貯蓄行動

終章 日本経済の閉塞感の払拭に向けて

感想・レビュー

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takao

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ふむ2025/08/10

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