内容説明
日本を代表するトップアスリートたちの「ポジティブな思考法」を松岡修造さんが解説。
困難に立ち向かい、打ち勝つためのヒントを伝える。
【本文より】
第一線で活躍しているアスリートは大かれ少なかれ、いくつかの困難に立ち向かい、それを乗り越えて強い選手に成長しています。
怪我、スランプ、環境の変化、病気など、あらゆる壁にぶち当たったときにはまりやすいネガティブな思考を、彼らは独自の方法でポジティブに転換しているのです。
僕はその方法を学び、自分のライフスタイルに取り入れることで、ポジティブ思考に切り替えるスイッチを少しずつ増やしてきました。
そして、そんなアスリートたちのポジティブ思考の作り方=「ポジティブラーニング」をいつかたくさんの人たちにも伝えたい、とずっと考えていました。
今、コロナ禍の中で多くの人が先の見えない不安を抱えながら生きています。
本書を手に取ってくださった方の中にも、今はとても前向きな気持ちにはなれない、という人は多いと思います。
でも、そんな人にこそ是非読んでいただきたい。
苦しい状況下で生き抜くための、前向きになれるヒントをきっと見つけられると思うのです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ばりぼー
24
池江璃花子「(急性リンパ性白血病と診断されて)正直アスリートとしてはあんまりよくない考えかもしれないですけど、もうオリンピックのことは考えなくてもいいんだという気持ちになって。オリンピックの金メダル候補と言われるようになってから、自分ではわからなかったけど、どこかプレッシャーを感じていたんですね。だから、病気になってそれから解放されたときにホッとして、それでポジティブに切り替わったのかもしれないです。」弱い自分をさらけ出し、受け入れることで強さに転換していくことができる。2021/08/03
Go Extreme
3
テニス錦織圭:自分の壁を打ち破る勇気 変えられる部分 競泳池江璃花子:辛を幸に変える転換力 イメージトレーニング テニス大坂なおみ:うまくいかないときの適応力 ミスを恐れない思い切りの良さ フィギュアスケート羽生結弦:逆境を成長の糧にする力 自分をがけっぷちに追いやる 卓球伊藤美誠:魔物を味方につける思考法自分の限界を超える 車いすテニス国枝慎吾:困難を受け入れバネにする強さ 自分の叶えたいことを言う フィギュアスケート浅田真央:どんなときも逃げずに挑戦する力 表情や行動で表現2021/03/04
晴
3
数多くのアスリートとの対談で修造さんが特に感銘を受けた7人のアスリートの考え方を修造式にまとめてあります。どんな有名でも、天才的才能があっても壁にぶち当たることはあるけど、それを乗り越えて糧にできてるから結果が残せるのねと思いました。2021/01/23
AKIRA
0
まなびライブラリー(3月分)2021/03/31
shiho**
0
松岡修造さんが大好きなので読んでみました。推しが2人も掲載されていて、読んで泣きました。アスリートって本当にすごいよね。2022/06/19